カマキリ男
かまきりおとこ
概要
カマキリの能力を移植して制作された改造人間。残忍カマキリ男の異名を持つ。
鳴き声は「ギェギェッ、ギェーッ」。
その使命は東京都の地盤の弱い個所に子型核爆弾をセットし爆破、これにより人工的に巨大地震を起こし首都を壊滅させ、その混乱に乗じて日本を占領することで、その計画に必要不可欠な人材として本郷の幼馴染であり地質調査研究所所長である雨宮ちか子を付け狙う。
主な戦力としては手にした分銅付きの鎖鎌で、これで切り殺された人間は白い糸状の物体に変化し、溶けて消滅してしまう。
性格は残忍で、脳改造をやり直す必要は無いと称し、本郷猛=仮面ライダーを落とし穴に落とし、風力エネルギーを得られない状況に陥れて爆弾により爆殺を図った事もある。
また、万が一のことを考え、ちか子に暗示をかけ、操る事にも余念がないという用心深い一面もある。
ちか子を拉致し、彼女を救出しにやって来た本郷を、一度は罠を掛け、爆殺しようと試みるが、爆風で風力エネルギーをを与えてしまうという失態からライダーに変身されてしまい、失敗し、ちか子を奪還されてしまう。
アジトへと帰還し、報告を受けた首領の大激怒に萎縮気味の怪人は、今度こそ、ちか子を奪還するため、予め自己暗示で洗脳しておいた、ちか子で不意を突き、本郷を出し向くことに携行し、アジトへと帰還、計画の最終段階を着々と推し進める。
そして計画実行までの時間が後僅かに迫ったとき、万が一に供え、ちか子に取り付けた発信機を元にアジトへとやって来た本郷猛=仮面ライダーと対決。
戦いの旗色が悪くなりせめて計画は成功させようと、カマキリの卵と呼ばれる起爆装置のスイッチを入れようした寸前、最後はライダーキックの直撃を受け、体が白い糸のようになり、溶けて消滅した。
再生怪人としての活躍
その後、仮面ライダー1号の為に日本占領が他の地域より著しく遅れているという異常事態を打破すべく原子力研究所を破壊し、その際発生する放射能で一気に加速するための計画の人員確保のためにライダーに破壊された破損個所を修復されて再生復活を遂げる。
その後、バーリアを破壊するために新たに制作させた新型改造人間トカゲロンの指揮の元、他の再生怪人たちとチームを組んで計画を阻止せんと阻む1号ライダーに戦いを挑むも、あっさりと撃退される。最後はトカゲロン共々爆死の余波に巻き込まれ木端微塵に吹き飛び死亡した。
なお公式設定ではないが、新・仮面ライダーSPIRITSにおいて、一文字隼人を、死神博士の要請を受けて(先の原子力研究所の襲撃作戦と並行して)第二期強化改造人間(ショッカーライダーのプロトタイプ制作)の資材として他の再生怪人たちの強力の元、腕を鎖鎌で押させて拉致・改造計画に協力していたことが後に発覚する。
その他、映画『仮面ライダーVSショッカー』において再生怪人軍団の1人として登場した。