概要
正式名称は先進技術実証機、若しくはAdvanced Technological Demonstrator-X(ATD-X)。
「心神」はプロジェクト初期の部内における名称で、現在は公式・非公式のいずれにおいても使用されていない。
日本の防衛省の技術研究本部と三菱重工業とで開発・研究している技術実証機。アメリカのF-22やロシアのPAK-FAなど、高いステルス技術が用いられている第5世代ジェット戦闘機が登場している中で、これらに準じる性能の戦闘機やレーダーを新規開発する為の技術開発と検証を目的として制作されている。
一部では日本の次期主力戦闘機(F-X)として期待されているが、あくまで技術実証機であり、戦闘力は皆無。実際、次期主力戦闘機としては「I3 FIGHTER」という別のプランが存在するため、戦闘機として実用化される可能性はほぼゼロと言ってよい。
簡単に言えば、ステルス戦闘機が飛んできた場合レーダーでどのように捉えられるのかといったような実験と、自国で戦闘機を作るノウハウの産出・維持のために、「ステルス性能を持ったジェット航空機を自前で作ってみよう」という計画の産物でしかない。
したがって、機関砲やミサイルを搭載する事など設計段階からして全く考えておらず、仮に戦闘用として実用化しようとした場合、殆ど作り直しというレベルでの設計変更が必要である。
エースコンバットインフィニティではアップデート第7弾にて「ATD-0」が追加された。
これは「もしATD-Xを実戦配備用に改修したら」というもので、デザインは防衛省技術研究本部が協力をしている。
機関砲こそF-22等のように内臓式だが、ミサイルは主翼に懸架される外装式となっており、実機のエンジンが最低限の出力しかない為か速度性能は劣る。
獲得可能な通り名は「和の心」、「戦闘証明済み」、「可能性の翼」。
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外部リンク
・心神 (航空機) - Wikipedia