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葛城(艦隊これくしょん)の編集履歴

2015-05-02 19:12:26 バージョン

葛城(艦隊これくしょん)

かつらぎ

『艦隊これくしょん』に登場する艦娘の一人。

検索は「葛城 艦 これ」で。

ただし、2015年4月28日の実装以前のものはオリジナル艦娘である。


データ

艦名葛城
図鑑No203
艦級雲龍型3番艦
艦種正規空母
CV茅野愛衣
絵師くーろくろ
ボイス??

「雲龍型航空母艦、三番艦、葛城! え? 水上防空砲台ですって? ち、違うわよ! 提督、何いってんの!」


概要

葛城とはDMM.comより配信中のブラウザゲーム艦隊これくしょん』に登場する正規空母の1隻である。

2015年4月28日に開始されたイベント『発令!第十一号作戦』の第二海域クリア報酬として先行実装された。

元ネタとなった空母自体については葛城(空母)、艦型については雲龍型空母を参照。


元々その存在は姉の天城の台詞において言及されていたのだが、意外と早い登場だったといえる。


「提督」と書いて「あなた」と読む。台詞がちょっと長い。


放置台詞では、姉二人がそれぞれ触れていた艦載機の流星改および烈風について言及しているが、天城同様、彼女も史実で艦載機を積んだことはない。(雲龍は実験で流星を搭載したことがあるのだが)


なお、母港時の台詞の中には「一番いい艦載機を頂戴よ。わかってる?」と、どこかで聞いたような台詞があったりもする。

一番いい艦載機をちょうだいよ。わかってる?



性格

ボケっとした長女やお淑やかな次女とは対照的に、気が強く勝ち気でお調子者なじゃじゃ馬娘。一方でその性格が災いし、素直になれないツンデレな面もある。


史実で空母として活躍できなかったことからか、空母に強い憧れと誇りを抱いており、今度は自分もその一人であろうと努めているが、戦闘時はあたふたしたところがあり、改のMVP時には天狗になるなどその性格から幼さがにじみ出てしまっている。


五航戦の妹の方である瑞鶴は彼女にとって憧れの先輩。それもそのはず。彼女が生まれた頃にはすでに旧一航戦(赤城・加賀)は亡く、瑞鶴こそが新一航戦として日本の空母を代表していたのだから。そのためか迷彩塗装がお揃いであることに強い喜びを感じている。


豊満な姉たちに比べて胸部装甲が薄いことを少し気にしており、提督に心配された日にはガチギレしていた。実は胸部装甲の薄さが話題になった艦娘は彼女が初めてだったりもする。(有名なRJやZHのネタは二次創作である)


なんだかんだといっても提督との関係は意外に良好。

おさわりに関しては「バカァ!!」「今日こそは許さないから!!」などと返す一方でその人柄や力量を認めている節があり、また時報でツンツンしながらも時折無邪気な姿を見せるなど、意外なほど信頼されている様子が伺える。そのお互いに遠慮しない関係は、兄妹か幼馴染の様。

またなにも指摘していないのに「べ、別にデートとかそんなん違うからっ!」と墓穴をほったり、提督と夢を語り合ったことで上機嫌になるなど、無自覚的ではあるが意識し好意を向けていることがかいま見える。


中破以上での入渠時にも「覗いたら殺す!」と釘を差してくる。フリだろうか?


ちなみに質素な長女とくらべて食生活は普通…なのだが料理の腕はイマイチのようで、「塩の握り飯、沢庵、菜葉のお味噌汁」といった簡単なものしか作れない。逆に提督は鍋焼きうどんを作ったりなどして彼女をうならせるなど、意外な主夫スキルを披露している。

なお史実の葛城はメシウマがデフォルトの旧海軍の中では珍しく食事が大変に不評だったことが知られているパターンだが、これは主計課が悪いのではなく復員船に乗る人たちの栄養事情を考慮した結果そうせざるを得なかったという事情がある。


性能

他の姉妹と能力に微妙な差異はあるが、ほぼ誤差の範疇。各スロットの搭載量は改造後も含めてまったく同じ。

運が姉妹艦で最も高いのは、大きな損傷もなく終戦を迎え、復員船としての勤めを全うした史実からか。他の雲龍型同様、Lv50+設計図で改造可能。艦載機を持ってくる点も同じ。

ただし改造で持ってくる天山(六〇一空)が流星(六〇一空)にパワーアップ。その代わり彗星(六〇一空)がない。

基本的な性能は他の雲龍型と同一、多少の違いはあるが、運用方法は変化しない。


容姿

かつらぎちゃん

髪型は黒髪のロングヘアだが、後頭部に一房だけくくられている。

表情は、どこかおっとりしている雲龍天城に比べて快活な雰囲気が特徴的。

細身でスラリとしたボディラインであり、姉二人に比べて胸部装甲は薄い

これは、天城のデザインにおけるくーろくろ氏のツイートから推察すると、葛城に採用された機関が陽炎型駆逐艦のものであったことに由来すると思われる。

陽炎型の胸部装甲は揃っていたりはするのだが、一般的な「駆逐艦」並という解釈がなされたのであろう。

服装は姉二人と似たような露出の高い服で、天城同様に迷彩柄の振袖を纏っているが、半ば脱ぎ捨てられたような状態になっている。

この時点では、改装前の天城同様、飛行甲板は着物の帯として使用されている。

腰部分に艦橋を模した艤装を装備しているのは姉二人と同じ。


葛城改

振袖を完全に脱ぎ捨て、真の姿となった葛城。

髪の毛先が青く染まっており、根本の黒からグラデーションになっている。

服装は地味に変更されており、特に印象的なのが左腕である。

緑色のカバーが外された代わりに、左腕の外側が飛行甲板柄の袖で覆われている。

手首部分には青く光る鳥居のようなものが見えるが、姉二人から察するに、この鳥居から艦載機を発艦させるものと思われる。

式神を飛ばす方式であった姉二人と異なり、弓を手にしているが、使用する矢は通常のものではなく破魔矢

これに形代を挟んで弓につがえ、手首の鳥居を通じて射出するようである。

破魔矢は「十万四千度御祈祷大幣」と書かれた箱に収められている。

右腰にあった艤装は背部に移動しており、こちらにも着艦用と思しき飛行甲板ユニットが装着されており、甲板には「航空母艦葛城神社盾符」と書かれている。まさかシールドではないだろうが、発艦用と着艦用で二つの甲板を持つ空母は、他にはクロスボウにカタパルトの先端がついている大鳳くらいしかいない珍しい形式である。

改装前は見事な生足を晒していたのだが、改になると黒い足甲をつけるようになり、ごく僅かな部分を除いて見えなくなってしまう。

ただし帯で隠されていた健康的な腹がよく見えるようになっている。

姉二人と比べてどこか幼さを残したおへそ周りは、フェチにはたまらないこだわりのデザインである。



史実

雲龍型全体に言えるが飛龍と蒼龍を参考に量産されたもののマリアナ沖海戦後に竣工した『最後の一航戦』である(天城が「新生、第一航空戦隊」と自分を呼ぶのも最後の一航戦は実質的に天城と葛城だったからであろう)

葛城が瑞鶴を尊敬しているというのはマリアナ沖海戦で翔鶴と大鳳、飛鷹が沈んだ後で彼女達が史実で見た「南雲機動部隊の最後の生き残り」が瑞鶴だからという事情もあるのだろう。

瑞鶴がレイテ沖海戦で囮として瑞鳳・千代田・千歳・秋月・初月らと共に散った後、残された雲龍型で一航戦を再建しようという流れもあったが史実では果たされる事はなかった。

他にも雲龍型は龍鳳との縁が深い。


図鑑でいう「戦いが終わった後も頑張った」というのは復員船としての仕事である。残存して真っ当に動かせる艦としては最も大きなものであり8回の復員航海により、南方からの約5万人が日本に帰ってくる事が出来た。恐らく史実の太平洋戦争において雲龍型が果たせたほぼ唯一にして最大の奉公と言えるだろう。

最期は日立造船桜島工場にて全ての空母の母である鳳翔と共に解体され、仲間達の元へ帰って行った。


余談

瑞鶴メインのノベライズ「鶴翼の絆」の作者である内田弘樹氏は元から雲龍型、特に葛城が好きな日本艦艇であると語って艦これでの実装を楽しみにしていたとの事。

今後、当作で瑞鶴と葛城がどう関わって行くのか。史実では復員船として頑張ったものの空母として働けなかった葛城が艦娘になってどう過去の傷を癒しながら戦うのか期待がかかる。


関連タグ

葛城(無印) 葛城(空母)

艦隊これくしょん 艦娘 空母娘

雲龍型(艦隊これくしょん) 雲龍(艦隊これくしょん) 天城(艦隊これくしょん)

飛龍(艦隊これくしょん) 蒼龍(艦隊これくしょん)

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