図鑑データ
「Guten Tag. 私は駆逐艦マックス・シュルツよ。マックス…でもいいけど。よろしく。」
概要か・・・了解。
姉妹艦のZ1(レーベレヒト・マース)同様、2014年3月14日のアップデートで実装された海外艦の一人。
Z1が任務報酬で入手できるのに対し、こちらは現時点では通常建造でのみ入手可能。
Z1を秘書艦にして、所謂「レア駆逐艦レシピ(250/30/200/30)」等で建造することが出来る。
逆にZ3を秘書艦にして上記レシピを回すと逆にZ1を建造することも可能で、その場合の建造時間も同じく24分となる。
なお、Bismarckを秘書艦に持ってきた場合、前述の2隻を建造できるかは不明。
Z1同様、改造前から装備スロットを三つ備えており、装備の幅を広く取ることが出来るのが特徴。
対潜値も高めだが、やはりZ1と同じく史実で友軍機の誤爆が原因で戦没しているためか、運の数値は低い。
2014年3月28日のアップデートで、Z1同様Zwei(改二)が実装された。
容姿の本当の力を見せよう。抜錨する!
Z1と同じ制服でショートカットだが、こちらはクールな印象で、『艦これ』の他の艦娘に例えるならば不知火に近い堅物系のイメージ。
一部では「ドイツ版不知火」とも言われているが、こちらは不知火のような凄みはなく、何事においても「ふぅん…」と受け流す飄々とした雰囲気を漂わせている。
ただし、中破時のイラストでは女の子らしく恥じらいを見せている。
少し大掛かりな関連イラストに入るわ。Bis bald.
関連タグを確認しましょう。
Z1 レーベレヒト・マース Z2 ゲオルク・ティーレ Z3 ビスマルク プリンツ・オイゲン U-511
史実
艦名の由来は第一次世界大戦中にドイツ海軍の水雷艇「V69」の艇長を勤め、イギリス海軍による攻撃を受け艦が大破した際に死亡したマックス・シュルツ少佐にちなむ。
このシュルツ艇長は、1番艦の艦名の由来となったレーベレヒト・マース少将の下で働いたことがある人物でもある。
ドイチェヴェルケのキール造船所にて、1935年1月2日起工。1937年4月8日就役。
1939年8月27日、バルト海で水雷艇ティーガーに衝突し、ティーガーは沈没してしまう。
ティーガーでは2人が死亡したが、マックス・シュルツでは死者は生じなかった。
この事故で艦首を損傷したマックス・シュルツは1939年9月末まで修理に要し、第二次世界大戦開戦に出遅れてしまった。
10月、ノルウェー南岸沖へ出撃する戦艦シャルンホルストなどに同行。
10月28日、悪天候の中を出撃中のマックス・シュルツの第一缶室でタービンが破裂し、一時的に操艦不能となってしまう。
更に機関室にも浸水し、缶室に海水が入り水蒸気が爆発、これにより缶を直そうとした機関士の1人が死亡。
更に更に浸水は悪化、配電盤・発電機がショートし、電話不通と負の連鎖を起こしてしまう。
更に更に更に第一缶室の爆発の影響で給水ポンプが故障し、第二缶室の缶も使用不能、第三缶室の缶も使用困難となり、ノルウェー沖の荒波の中で全機関停止という危機に陥ってしまった。
波の影響で自軍が敷設した機雷原に向かってしまい、発電機故障のせいで錨も降ろせないので艦を止めることができないという絶望的な状況だったが、奇跡的に第三缶室の缶が1基復活し、何とか17ノットを発揮可能になり、帰投後キールにて修理を行った。
1940年2月22日ヴィーキンガー作戦に参加するが、レーベレヒト・マース同様作戦中に友軍機に誤爆され、回避行動中にイギリス海軍が敷設した機雷に接触、轟沈。
乗員308名全員が死亡した。