「忍なれどもパーリナイッ!(party night !)」
概要
演:多和田秀弥
伊賀崎好天を倒し弟子入りを果たすため、アメリカ西部の田舎町から彼を追いかけて日本へとやって来た。
西部出身らしく(?)容姿はカウボーイやガンマンを彷彿とさせるウエスタンルック(ちなみに後述の家族も同じような服装をしている)で、背中には武器の「スターソードガン」を収めたファイヤーパターンのギターケースを担いでいる。また、妖怪の足跡を標本にするための石膏なども持ち歩いている。
アメリカ出身故に英語のネイティブスピーカーであるが、芝居がかった江戸っ子風の日本語(時代劇や落語を聴いて勉強したらしい)も話すことのできるバイリンガルである。
忍術は独学、使役するオトモ忍や各種装備は好天の著書を参考に自作したものと、高い知能や技術力を持っている事を窺わせる。
口調は腰が低いが、アメリカ人特有の良く言えば積極的、悪く言えば図々しい態度の持ち主。そのせいかイギリス育ちの八雲とは衝突しがち。
自分の戦いは人助けではないと嘯くが、実際は危機に陥った者を見過ごせない正義感も備えている。
また、大の妖怪マニアであり、自分と妖怪のツーショット写真をコレクションしているほか、天狗や河童などメジャーな妖怪が既にニンニンジャーたちに倒されていると知った際には酷い落胆振りを見せた。
封印の手裏剣には興味を示さずその場に捨ててしまうが、ニンニンジャーや十六夜九衛門とはまた別に、独自に終わりの手裏剣を探している模様。
好天に孫達を倒せば弟子入りを認めると言われ、彼らを付け狙いつつも家におしかけて朝食を勝手に作ったりと世話を焼いていた(ただし作る食事は朝からステーキなどやたらボリュームのきついもの)が、好天に「そんな中途半端な気持ちの奴は弟子にせん」と言われてしまったため、以後は刺客に専念するようになっており、1ヶ月という期限もあってか所かまわずかかってくる(妖怪が現れた時は別)。おかげで風花に「いい加減にして」とマジギレされてしまい、刺客に門限を設けられる羽目に合ったりもした。
そんな状態だからかニンニンジャーからもなかなか本名で呼ばれず、「スターニンジャーさん」とか「スター」とか呼ばれてしまっており(なお、彼は天晴達を名前の後ろに「坊ちゃん」・「お嬢ちゃん」と付けて呼んでいる)、「キンジ君」と名前で呼んでくれているのは旋風さんぐらいだったが、17話からは天晴も「キンちゃん」と呼ぶようになった。
常に持ち歩いている写真の人物は父と兄のレイジであり彼と同じく妖怪ハンターだったが、彼が幼い頃に妖怪に殺されており家族と言うものを知らずに育った過去を持つ。
そのため、伊賀崎親子が見せる家族の温かみを内心複雑そうに見ていたりする。
17話で弟子入りの期限が過ぎてしまい(原因は日付変更線による時差ボケ)、得たばかりのサーファーマルに乗って一端は帰国するものの、18話の巨大戦の最中、天晴が(サーファーマルの)オトモ忍シュリケンを渡し忘れていた事に気付き、それを使った事で半強制的に呼び戻される。戦いの後、また帰国しようとするも5人の説得により、再びニンニンジャーと共に戦う事を決意したのだった。
関連タグ
ジライヤ(カクレンジャー)・シュリケンジャー:同じく英語混じりの口調で話す忍者