宗谷には以下のような意味がある。
- 北海道の旧14支庁のひとつ、宗谷支庁のこと。支庁は行政改革で振興局に再編されたが、今でも支庁と呼ばれることが多い。振興局所在地は北海道最北の自治体でもある稚内市。また北海道最北部周辺の地域をも漠然と「宗谷」という。
- 北海道最北の岬である宗谷岬周辺の地名。宗谷海峡や宗谷村のこと。
- また上記から採られた優等列車もある。(かつての宗谷急行、現在のスーパー宗谷)
- 日露戦争で鹵獲したロシアの巡洋艦ヴァリャーグ。大日本帝国海軍籍になってから宗谷と改名。小沢治三郎、山本五十六、古賀峯一らが航海演習を経験した。
- ソ連発注の砕氷船として日本で建造され、旧帝国海軍特務艦として戦後まで生き残り、引揚船任務をへて海上保安庁に移籍し灯台補給船、初代南極観測船、そして巡視船として人命救助に当たるなど数奇な運命を経た砕氷艦「宗谷」のこと。宗谷(砕氷艦)を参照。
- 「宗谷」の後を引き継いだ巡視船「そうや」のことかもしれない。
- 『大正野球娘。』のキャラクター、宗谷雪のこと。
- 羽海野チカの漫画『3月のライオン』の登場人物、宗谷冬司のこと。