ブレイブストーリー
ぶれいぶすとーりー
ブレイブストーリーは宮部みゆきによるファンタジー小説である。
ストーリー
三谷亘(ミタニ ワタル)は小学5年生。どこにでもいるような、普通の少年だった。ある日、幽霊が出ると噂される"幽霊ビル"で、要御扉(かなめのみとびら)に出会う。そこを潜り抜けると、亘たちが住んでいる現世(うつしよ)とは違う不思議な世界・幻界(ヴィジョン)が広がっていた。
数日後、夜中に目が覚めた亘は、気分転換に散歩に出かけたが、たまたま幽霊ビルで隣のクラスの転入生・芦川美鶴(アシカワ ミツル)が上級生に痛めつけられている現場に出くわしてしまう。助けようとした亘もまた暴力を振るわれるが、亘によって解放された美鶴は魔術を使って「漆黒のバルバローネ」を呼び出し、上級生に反撃する。最後には、バルバローネは上級生たちを飲み込み、消してしまった。夢としか思えないその光景を残し、美鶴は姿を消した。
そんな中、亘の父が突然「昔愛した女性と復縁する」と、離婚を宣言して家を出て行ってしまう。その相手、田中理香子のお腹にはすでに子供がいた。ショックで亘もろとも親子でガス自殺をしようとする母。ガス漏れにも気付かず眠っていた亘を起こしてくれたのは、行方不明になっていた美鶴の声だった。
「運命を変えたかったら、幻界へ行け」というミツルの呼びかけに応じ、家族を取り戻す為、母と自分の運命を変える為に幽霊ビルの階段の上に現れた要御扉を通って、亘は再び幻界へ……。
登場人物
※声優は映画とゲームで異なる。