※戦艦に関するタグとしては、「ワシントン海軍軍縮条約」もあるため、検索は「ワシントン 戦艦 -条約」で行うとよい。
概要
アメリカ海軍の戦艦・ノースカロライナ級の2番艦。艦名はワシントン州に由来する。名将ウィリス・A・リー提督のもとで第三次ソロモン海戦で戦艦霧島・駆逐艦綾波を葬ったことで知られる。
高速戦艦として空母部隊の護衛として、艦砲射撃部隊として太平洋戦争を活躍したのち、1947年に予備役入り、そのまま1960年に退役、スクラップとなった。現役期間は6年ほどと非常に短かった。
第三次ソロモン海戦では僚艦のサウスダコタが戦闘不能になる中、近藤信竹中将の指揮する日本艦隊に対して一隻で大立ち回りを演じ、霧島・高雄・愛宕・長良・朝雲・五月雨・電・初雪らの猛砲撃と雷撃をほぼ回避、逆に新兵器のレーダーを駆使して戦艦霧島を撃沈したという逸話を持つ。
数度に渡ってワシントンへ向けて発射された計三十本以上の酸素魚雷は全て外れるか手前で自爆し、損害は駆逐艦の主砲弾と思われる12.7cm砲弾1発が艦橋に命中したのみだったという。
その後もマリアナ沖海戦やレイテ沖海戦などに参加、僚艦が神風攻撃により次々と甚大な被害を負う中ほぼ無傷で戦い続け、太平洋戦争の全期間を通じて戦闘による戦死者数0を記録した。
その一方で戦闘と関係ない所では機関の不調に悩ませたり、座乗していた大西洋艦隊司令が時化で転落死したり、戦艦インディアナと衝突事故を起こして数人の死者を出したり、第三次ソロモン海戦後にサウスダコタ艦長の逆恨みを買い新聞にデマ記事を書かれたりと武運以外の運には恵まれない悪運艦であった。
擬人化
『艦隊これくしょん』の絡みで擬人化も増えつつある。
私はノースカロライナ級戦艦ワシントン。もし自由が脅かされることがあれば、私は最前線に立たせてもらおう。
関連タグ
ワシントン(無印)