町田康
まちだこう
日本のミュージシャン・小説家。芥川賞作家である。
概要
本名の読みは「まちだ・やすし」。また1980年代には「町田町蔵」という芸名を用いていた。
作家として
1996年の小説「くっすん大黒」から「町田康」名義を用いている。同作品をはじめ数多くの文学賞で候補作・受賞作を輩出。
2000年の「きれぎれ」で芥川賞を受賞(なおその受賞作掲載の文藝春秋併載の選評では、候補作のほとんどに対し辛辣な選評を書くことで知られていた石原慎太郎が珍しく、この作品を高く評価していた)。
映画・テレビ出演
1982年の石井聰亙監督作品「爆裂都市~Burst City~」では「○チガイ兄弟」の弟役で出演(もちろん役名は「キ○ガイ弟」)、兄が運転するバイクのサイドカーに乗り奇妙な叫び声を上げている。
そのときの兄役は映画の企画者の一人で作家の戸井十月(故人)、当然ながら役名は「キチ○イ兄」であるが、いまから思うと「文壇コンビ」になんという名前を付けたのだろうかと思う。
なお当然のことながら(?)「キチガ○」が放送に不適切な言葉なため、衛星放送でもこの作品が放送されることはない。
また、サントリーの缶コーヒー「BOSS」やソニー(当時)のPC「VAIO」のCMにも出演、変わったところではABCの「ABCお笑い新人グランプリ」の審査員も務めている。