概要
昭和39年に結成された、日本の中道政党。
創価学会を支持母体とすることから、「政教分離」との整合性は度々議論される。
現在の党代表は山口那津男。盤石な支持基盤からその票読みの精度は恐ろしい高さである。
所属議員のほとんどが創価学会信者だが、たまに信者でない党員もおり、現在の国会議員では衆議院の池坊保子と参議院の草川昭三が信者でない国会議員。
保守・革新のいずれにも与しない「中道」を標榜し、保守勢力とは対立関係にあったが、55年体制の崩壊後は保守派に接近。平成5年発足の細川護熙政権において初めて与党となって以来、常に政界のキャスティングボートを握ってきたとされ、特に前述の創価学会の票は直接公明党が候補者を立てない時の選挙では重要な存在となっている。
翌年から5年ほど、「公明新党→新進党」「公明」の2党体制を敷いていた時期もあった。
“NEW KOMEITO”となった平成11年から自民党と共に連立政権を組んでおり、平成21年~24年の下野期間も含め、現在も自民党との協力関係は続いている。
日本共産党とは創立当時から激しい対立関係にある。
創価学会と関係の深いはなわ/ナイツや久本雅美などが度々選挙の応援に出ている。
綱領(編集)
『新宣言』にそっての綱領となった。
- 〈生命・生活・生存〉の人間主義
- 生活者重視の文化
- 福祉国家
- 人間と自然の調和
- 人類益をめざす「地球民族主義」
- 世界に貢献する日本
- 草の根民主主義の開花
- 地方主権の確立
- 民衆への献身
- オピニオンリーダー(大衆への世論形成者・世論先導者) 悪く言うと『扇動者』
関連タグ
そうはいかんざき:平成13年、当時代表を務めた神崎武法がCMで使ったフレーズ。自身の名前とひっかけた駄洒落で、党への好き嫌いとは別にネット上でネタとなった。