沖田総司が使用していたことで知られる刀。
プロフィール
「あー。川の下の子です。加州清光。扱いづらいけど、性能はいい感じってね。」
「可愛くしているから、大事にしてね。」
「フェイントに見せかけて攻撃!」
「オーラオラオラァ!」
公式による事前紹介
新撰組 沖田総司が使用していたとされる打刀。
貧しい環境で生まれたせいか、
綺麗にしていれば主に可愛がってもらえると思っている。
大和守安定とは正反対に見えて似た者同士の喧嘩仲間。
(公式特設サイトの紹介)
貧しい環境で生まれた彼はオシャレに気を遣い、綺麗な格好をしていれば主に可愛がってもらえると思っている。
性能
チュートリアルで選択可能な初期刀の一振り。
必殺、隠蔽、偵察の初期値が初期刀の5人の中でトップと、なかなか優秀。
必殺の初期値は初期実装打刀中でもトップ。ほかの打刀が30台の数値なのに対して41。(wikiより)
容姿
黒と赤を基調としたロングコートと、ヒールのあるブーツが印象的な刀剣男士。赤い襟巻を前に流している。
ゆるやかなツリ目である赤い瞳で、口元左下にほくろがある。耳にはダイヤ型のイヤリングをしている。手と足の爪には紅を塗っている。
黒髪は襟足の一部のみを伸ばして胸元で結わえている。かつて主を同じくした大和守安定とはキャラデザインで対になっている点が多い。
公式設定集の刀剣乱舞絢爛図録には、黒髪は艶のあるなめらかな髪質であり、オシャレ好きだが着こなしはカッチリしている派で、眉の形を整えないと結構印象が変わる、などの記述がされている。
キャラ設定通り、陰ながら身なりを綺麗に整える努力をしている男の子なことが窺える。
内番での衣装は大和守安定とは色違いの袴姿。市松模様の襷掛けは揃いで、ここでも赤い襟巻をしている。袴は行燈袴。
キャラクター像
ノリの良い台詞と派手な外見から一見するとチャラそうな人柄に思えてしまうが、戦闘では男らしく勇ましかったり、回想イベントでは達観している姿を見せたり、やるときはやる系の男の子。
普段時は主たる審神者には、刀剣として可愛がってほしいことや大事に扱ってほしいことを軽いトーンで伝えてくれるまでであり、負傷の際や刀剣破壊の際には愛されているかを気にする台詞を発する。
…なのだが、彼を初期刀に選択すると、例の容赦ないチュートリアルで負傷時しか聞けないはずの愛されているかを気にする台詞を早速聞くので初見プレイで強い印象を残すことになってしまう。
一緒に万屋に行っても、お洒落な彼なら審神者に買い物を求めそうであるのに「お店、いいよなぁ…」と言うのみだったり姿勢としては控えめ。
装備を与えると「よーし、デコっちゃってぇ!」「ちょっとは、可愛くなったかな!」と言ったり、お洒落さんなことが窺える。ねんどろいど初回特典の景趣の台詞にも、トレードマークの一つでもある爪紅を審神者に塗ってもらおうとするものがあったり。
沖田の刀たち
同じく新撰組の沖田総司が使用していたとされる打刀である大和守安定とは、正反対に見えて似たもの同士の喧嘩仲間という設定。
この二振りを同じ部隊にして、1面ステージの「維新の記憶:鳥羽」へ出陣すると回想イベント其の2が発生する。
2015年4月21日のアップデート以降、内番でも馬当番・畑当番・手合せを一緒に組ませると特殊台詞が発生するようになった。
様子からすると、喧嘩といってもじゃれ合いのようで、気の置けない物言いがし合える関係のようだ。
上記の同アップデートでは、他の新撰組及び幕末志士に縁ある刀剣男士とも、内番の手合せで組ませると特殊台詞が発生するようになっている。
川の下の子とは
加州清光の刀工は非人小屋に住んでいたため非人清光とも呼ばれる。
非人は江戸時代の身分制度の底辺であり、このような被差別民のことを河原者と呼ばれることもある。
ドロップや刀帳で「俺、加州清光。川の下の子、河原の子ってね。」と言うのはこれが由来と思われる。
近侍に任命しているときに本丸でクリックすると「俺、川の下の子だからさ。意外にそういうのも詳しいよ?」と意味深な発言をしたりもする。プレイヤーのよこしまな想像が働いてしまうが……案外アウトドアな生活も出来るという意味かもしれない?
審神者も察してなのか、撫でるスキンシップの対応をしている。
加州清光と池田屋
6面ステージの「池田屋の記憶」では新撰組に縁ある刀剣男士が活躍する。
「池田屋の記憶:池田屋二階」では、彼らを部隊長にして出陣すると、1マス目の開戦時のボイスが専用のものになる。
加州清光にもステージでの回想イベントが存在する。
「池田屋の記憶:池田屋二階」に大和守安定と一緒に出陣すると回想其の17が発生し、「池田屋の記憶:池田屋一階」に長曽祢虎徹と一緒に出陣すると回想其の18が発生する。
沖田総司が使用していた刀の加州清光には、池田屋事件の後に刀を研ぎに出した際の研ぎ屋で「沖田総司、加州清光、刃こぼれ多数」などの記録が残っているそうだ。
池田屋では帽子(刀の切っ先とほぼ同義、鋩子とも言う)が折れたらしい。
それもあってなのか、それとも刀剣乱舞作品内の設定による別の理由なのか、「池田屋の記憶:池田屋一階」の敵の部隊名には衝撃的なものも存在する。