「もちろんですよ。小南先輩知らなかったんですか?」
「もさもさした男前です。よろしく」
プロフィール
概要
ボーダー玉狛支部所属A級の木崎隊(玉狛第一)オールラウンダー。
本部から一年前に玉狛へ転属してきたため、本部でも顔が広い。
周囲からよく、「からすま」ではなく「とりまる」と呼ばれている。
宇佐美曰く「もさもさした男前」の通り、もさもさした髪が特徴。
原作のカラーリングは茶色の目に黒髪。戦闘体の服はノーマルのジャージタイプらしく、青地に白いラインが入っている。
三雲隊の指導にあたって、一人余った三雲修の師匠を担当することになる。
人物像・活躍
作中で公式に男前認定されている数少ないイケメン。
嵐山隊の木虎や、二宮隊の氷見亜季など、ボーダー内にも彼に想いを寄せる女性が何人か見受けられる。
師匠であるレイジから仏頂面を譲り受けてクールさが追加されたが、その外面に反して先輩の小南に度々嘘をつきからかうお茶目な一面もある。
とはいえ、基本的には真面目で面倒見が良いため、修の指導に苦心し、木虎も彼が本部に居た頃は稽古をつけてもらってたという。
貧乏な上に男女五人の子供を抱える家の長男。
いつも着ているアウターも迅のお下がりである。
そのため、ボーダーに所属しながら新聞配達やスーパーのレジ打ちなどのアルバイトを掛け持ちしている。
シフトに入るとバイト先の女性客が増えるなど、手がつけられない状態らしい。
当初は目立った才覚の無い修の指導方針に悩んでいたが、銃手(ガンナー)への転向を希望してきた事から、「能力の低さを発想と工夫で補う」射手(シューター)スタイルを勧め、戦術やトリオン分割の基礎を教えこんだ。
小南は彼の家方面に向かったトリオン兵の駆除に向かい、レイジはヴィザとヒュースの足止めに残ったため、一人修達の護衛を担当する。
そして、敵将・ハイレインから修達を逃がすために立ち塞がったが、敵の狙いは修をわざと先行させて孤立させる事にあり、彼自身も「窓の影」と「卵の冠」の連携による奇襲を受けてベイルアウトを余儀なくされた。しかし、この連携攻撃を出させた事が未来を変える一助となっている。
戦闘スタイル
弧月と突撃銃(弾丸はバイパー)を使い分けるオールラウンダー。
他にも障壁を出す「エスクード」と専用トリガー「ガイスト」を使用する。
ガイスト
烏丸専用トリガー。発動すると身体からトリオンがほとばしる。
右手の甲に表示されるグラフのパラメーター・五種(甲 射 速 特 斬)を操作することによってその能力に特化(シフト)し、絶大な力を発揮する。
ただし、発動するとトリオン体の安定が崩れてトリオンが漏出してしまう。
後には強制的にベイルアウトしてしまうというデメリットを抱えた諸刃の剣でもある。
トリオン満タン状態で使えるのは「284秒」であり、大体五分弱。
時間制限と外見から、アレやコレを思い起こした人も少なくないのではないだろうか。