※Bパート「トト子の夢」についても記載。
概要
おそ松さんにおける公式探偵パロ回。
通称「なごみ探偵のおそ松くん」と呼ばれる探偵「おそ松」が殺人事件現場で持ち前のなごみを発揮して場の空気を和ませるお話。
あらすじ&登場人物(ネタばれあり)
あらすじ
ある夜、古びた洋館で殺人事件が起こった。
被害者は松野カラ松。そして彼のそばには謎のダイイングメッセージ以外の証拠はなく、事件は迷宮入りと化そうとしていた。
そんな時、突如事件現場に現れたのは『なごみ探偵』こと探偵「おそ松」。
こうして、探偵「おそ松」の活躍が始まるのであった…。
主な登場人物
性格や設定が日常回とは異なっているキャラもいる。
なごみ探偵。チョロ松曰く「担当事件は2000件以上、だが謎を解いたことは一度もない」
殺人現場において謎やトリックが解けずついピリピリしてしまいがちな現場の空気を和ませるのが唯一の役目。その方法は事件現場にて明らかにKYな行動をとり、場の空気を和ませるというもの。
時には大事な証拠をも犠牲にして場の空気をとることもある。
なお、登場時はグライダーに乗って登場する。
第一の犠牲者。バスローブ姿で倒れている。
死因は後ろから包丁で刺されて即死であるが、何故かダイイングメッセージは書いており、即死の程度について視聴者の間で議論になっている。
実は死体でありながら作中で和んでいる(頬に色がついている場面がある)。
警部。おそ松とは旧知の仲でおそ松からは「チョロさん」と呼ばれている。
おそ松に「刑事」と呼ばれるとなんか恥ずかしくなるらしい。
実は作中で一番推理しているのは彼である。
アイスホッケーのマスクをつけて血まみれの姿で金槌とナイフを両手に持ち、背景にチラチラと映っている。
どう見ても怪しいが彼は犯人ではない。そしてとある場面まで誰も気にかけない。
彼もまた、おそ松によって和んでいるシーンがある。
普段の明るい狂人っぷりとは打って変わって至って真面目な鑑識役で視聴者を驚かせた。
そのため視聴者から「七人目」や「十五松」呼ばわりされている。
そして、おそ松によって真っ先に和まされる。
殺人事件を最も憎む警部補。「事件解決のためにはどんな手段や犠牲を払ってでも解決する」「結果が全て」という信念を持つ。
そのためか現場では常にピリピリしていて冒頭では鑑識の十四松に八つ当たりしている。
しかし、なごみのおそ松によってその考えは変わっていく。
十四松のシンボルである黄色い松の印をあしらった制服を着用しているモブ鑑識。
背中の文字は警察を表す「POLICE」…ではなく「POLISE」とややもじられている。
そのうち唇の太い鑑識は十四松と共に鑑識の仕事にあたるが…。
今回の事件の犯人。事件後、建物内に隠れていたが…。
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第8話Bパート「トト子の夢」
概要
Aパートとは異なり、こちらはトト子メインの日常回である。
第4話Bパートの続きであり、アイドル活動中にぶつかった問題を六つ子達と解決する話になっている。
また、ほんの少しだが、イヤミも登場している。
あらすじ(ネタバレ注意)
「トト子なのだ」でアイドル活動をカミングアウトした後も、トト子は地道にアイドル活動をしていた。
しかし…全く売れなかった。
そもそもトト子がアイドルになりたかった理由は「魚屋の両親を親孝行して助けるため」ではなく、「周りからちやほやされたい」という理由だったことが判明する。
その後も洗いざらい本音を暴露し、「こんなに本音を話すアイドルはなかなかいない」ということで六つ子達は彼女が売れるためにいろいろなアイデアを出す。
しかし、「魚」というポテンシャルを捨てられないことから「歌っている時に魚を投げる」や「魚の女優」というおかしな方向に向かい始める。
(この時は六つ子の中にツッコミ役が不在であるため、代わりにイヤミがちょいちょい出てきてツッコミをしている。)
そしていろいろ試す中でようやくその場にいる一人、カラ松が「魚を捨てなければ売れない」という根本的なことに気付いて発言する(この時一松にシメられそうになるが、イヤミもカラ松に同意してひっそりとフォローしている)。
この発言をきっかけに魚を捨てることを決意したトト子は、アイドルという夢のために「でっかく」成長することを決意した。
その後…「(別のベクトルで)でっかく成長した」というオチになっている。