本項では2について解説する。
概要
ゲーム「艦隊これくしょん」に登場する、川内型軽巡洋艦一番艦「川内」と同二番艦「神通」の姉妹百合を表すカップリングタグ。
常に夜戦夜戦と自由奔放に騒ぎまくる長女の川内と、引っ込み思案で大人しく真面目な次女の神通という、姉妹でありながらも正反対と言える性格をしている二人である。そのため二次創作では、自由な行動をとりがちな川内とそのフォローに回る苦労性の神通、という構図のものが多い。
一方でカップリング傾向が強い二次創作では、頼り甲斐のある姉らしい姿を見せる川内にしっかり者である神通の方が川内に甘える(或いは川内のアプローチに押される)、という作品も少なくない。
史実ではどちらも水雷戦隊の旗艦として活躍しており、川内は三水戦、神通は二水戦に所属していた。故に姉妹艦でありながら共闘の機会はあまり多くなかったが、神通が戦没したコロンバンガラ島沖海戦の前後の輸送作戦には川内も参加していた。
艦これゲーム内において
川内型には時報が実装されていない事もあり、ゲーム内ではお互いに関するセリフは一つも無い。
しかし水上機母艦である瑞穂の時報(22時)「神通さん、川内さんは、この時間でも頑張っていますね」というセリフから、川内だけでなく神通も夜間には何かしら活動をしている事が分かる。二人が共に活動をしているのか、それとも別々に活動をしているのかは各提督で解釈が別れる所だろう。
派生作品
公式コミカライズ「いつか静かな海で」の8話では、駆逐艦達に厳しい訓練を行う神通を川内が「嫌われてるゾ」と言ってからかっている。しかし次の9話では神通の轟沈の危機に間一髪で駆けつけ深海棲艦に反撃を行った直後、倒れる神通の手を取り抱き起こすという、まるでヒーローがヒロインを助けるかのような活躍を見せた。
テレビアニメ版では初登場時を始め、二人揃って映るシーンが多い。2話では川内型三姉妹が別々になって吹雪に特訓をするシーンが描かれているが、特訓の理由について川内は「だって、神通が心配していたから」と言い、それを受けた神通は「姉さんでしょう? 心配していたのは……」と答えている。つまり二人は、相手が吹雪を心配していたから吹雪に特訓をさせていた、という事である。
関連イラスト
関連タグ
あぶくま型護衛艦・・・二番艦「じんつう」四番艦「せんだい」として艦名がそれぞれ受け継がれているが、姉妹関係は逆転している。