概要
異世界「ジューランド」で暮らす住人達。
頭部が動物の形をした獣人の姿で、独自の文明を持ち身体能力が優れている。服装は民族衣装風で、ゆったりとした服を好んで着ている。
人間界の存在自体は把握しているが、長らく「王者の資格」が揃わなくなっている状態が続いたためリンクキューブが開かず、人間界に住民達が行く機会はなかったようである。
ジュウオウジャーのメンバーは風切大和以外の4人がジューマンで、人間界では王者の資格の力で人間に擬態している。しかし人間態になっている間も尻尾が出てしまうなど完全に変化するとはいかない模様。
この尻尾にはデスガリアンのような強い殺気を放つ存在を察知すると立つというアンテナ的役割もある(ただし、あくまで殺気に反応しているだけなのでデスガリアンでは無いバングレイを始めとしたまったく別の敵も引っかけてしまうし、逆に殺気を持たぬマシーンであるギフトには反応できなかった)。
また人間態を維持するのにもある程度気を張っている必要があるようで、気を緩めていると獣人に戻ってしまう。
「ジューマンパワー」と呼ぶ彼らの生命エネルギーを持ち、それを源に優れた身体能力・感覚を発揮できる。王者の資格経由で他人への譲渡も可能だが一旦渡してしまったジューマンパワーを戻すことは出来ず、譲渡した側の寿命を縮めてしまう。
第1話で4人は大和に引っ張られる形で地球にやって来るが、デスガリアンにキューブを破壊された上に王者の資格が1個行方不明になったため帰れなくなってしまい、揃って大和が居候している森真理夫宅にお世話になる。その際大和は「一緒に動物学を研究している仲間」と紹介している。
またジューランドには電気や電化製品の部類が無いらしく、アムが掃除機を物珍しそうに見ているシーンがある。
一方で立体映像を映し出すブローチをセラが所有しており、地球の科学とは異なる独自の技術が発達しているようである。
pixivでは案の定そういう人達が好んでイラストを投稿している模様。
地球にも人間界を来訪したきり、鳥男ことバドのせいで戻って来れなくなったジューマン(ラリーなど)もおり、その中で運悪くデスガリアンに捕らえられて、同じく捕まった操と融合させられて、命を共にしているジューマンが3体いた。