概要
カラシン目セラサルムス科に属する幾つかの肉食の淡水魚の総称。(特定の種を示す単語ではない)主にアマゾン川など南アメリカの熱帯地方に生息している。ピラニアとはトゥピ語で「歯のある魚」を意味し、現地及び英語圏では「ピラーニャ」と発音する。
泳いで水を渡る動物を集団で襲って喰い殺す行動から「人喰い魚」として有名だが、これは乾季等により水量が減って獲物が見つからなくなり、更に個体数密度が上がった時に起こる稀な現象と考えられている。実際の所処、大半のピラニアは性格が極端に臆病で、自分より大きいものに対してはすぐに逃げ出す傾向がある。
ただし、一部例外は除く。
野外でもカワウソやワニ、コウノトリなどに簡単に捕食されてしまう事が多い。また、ピラニアの凶暴さには「地域性」が存在するとも言われる(例えばA地区のピラニアは人を襲うが、B地区のピラニアは無害、と言った具合)。しかし、だからと言って一切襲われないとは言えないので、安易にピラニアが生息する水域には入らないほうが良い。
現地では民間の食用魚として盛んに釣られている(しかし肉は少なく骨が多いためそれほどおいしくはない)。
鋭い歯さえ用心すれば、水槽に入れて飼育することも可能である。
関連タグ
ピラニアモチーフのキャラ
ピラゾン(ビーストサーガ)