データ
初出 | 第4世代 |
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効果 | 相手の攻撃が急所に当たった場合、攻撃力が最大まで上がる |
概要
第5世代から存在する特性。
相手の攻撃が急所に当たった場合に攻撃力が最大まで上昇すると言うハイリスク・ハイリターンの極みとも言えるトンデモ特性。
が、はっきり言って無茶苦茶使いにくい。
急所に当たる、と言う事は通常の2倍ダメージを甘んじて受けると言う事なのである。
つまり特性を狙えば狙うほど瀕死のリスクが高まっていく。
いくら攻撃力が上がろうが瀕死してしまっては元も子もないのである。
第4世代ではみがわりの急所に当たっても発動する為、みがわりで試行回数を稼いでどうにか発動させる戦法はあるにはあった。
しかし第5世代ではこれが不可能になってしまった。
一応やまあらしやこおりのいぶき等、能動的に急所に当てる技もできた。
出来たのだが、やまあらしはケンタロスやワルビアルが受けようものなら即死の危険性が隣り合わせになってしまい、こおりのいぶきは習得者の都合上タイプ一致確定で被ダメージがきついと言う難儀さでとてもコンボは難しい状態だった。
そもそもこの特性の所有者が軒並み優秀な他の特性を持っており、この特性に対する優先度が高いかと言うとそうではない……。
第6世代では少しだけ追い風が吹いた。
急所率が変更され、さらに急所ダメージが1.5倍に弱体化したのである。
これによりケンホロウのつじぎりでワルビアルやオコリザルの特性を能動的に発動させるロマンコンボが生み出された。
ただ、こんな事にしか使われないケンホロウには涙を禁じ得ない。
第7世代では、新ポケモンのマケンカニ系統が夢特性で所持している。
タイプ相性でこおりのいぶきのダメージを減らせるが、マケンカニ系統は通常特性の2つが優秀なものであるため、優先度は低いか。