Old Testament
旧約聖書はユダヤ教とキリスト教共通の聖典だが、ユダヤ教では
新約聖書を認めないため、ユダヤ教徒自身はこの呼称を用いず、
旧約聖書を構成する三つの部分、トーラー(モーセ五書)
ネビイーム(預言書)、ケトゥビーム(諸書)の頭文字を
合わせてタナク、タナハと呼ぶ。
天地と人間の創造に始まり、神に選ばれた民としてのイスラエル、ユダヤ人の歴史が語られる。
十戒
イスラエルの民が「神の民」として忠実に「神の十戒」を守って生きることによって
神は民を真の幸福に導くことを約束した言われるもの。
- 主が唯一の神であること
- 偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
- 神の名を徒らに取り上げてはならないこと
- 安息日を守ること
- 父母を敬うこと
- 殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
- 姦淫をしてはいけないこと
- 盗んではいけないこと
- 偽証してはいけないこと(嘘を言ってはならない)
- 隣人の家をむさぼってはいけないこと
巻数
旧約聖書を全部で何巻とするか、には宗教・教派によって違いがある。プロテスタントの場合だと全39巻。ユダヤ教の場合も数え方は24巻ではあるが指し示す文書の範囲はプロテスタントの39巻と変わらない。カトリックと正教会ではさらに他の文書とユダヤ教・プロテスタントも認める正典部分への増補文も認めている。
旧約聖書の内容に関するタグ
創世記 : 天地創造 エデンの園(生命の樹・セフィロトの樹 知恵の樹 知恵の実・禁断の果実 失楽園) アダムとイブ カインとアベル ソドムとゴモラ ノアの方舟