概要
人と機械が混ざったような不気味な姿をしており、ドラム缶のような筒の上部に3基、左右両側にそれぞれ1基づつ砲塔を備えている。
頭部は上顎のような物体で覆い隠されていて、ホラー作品『リング』に登場する貞子のように長い髪を垂らしている。
腕はやや筋肉質だが、頭髪や少し膨らみの見える胸部のせいか、現在確認されている深海棲艦の軽巡洋艦の中ではまだ女性的な外見を保っている。
ゲーム中では
一番最初の海域である1-1「鎮守府正面海域」のボス旗艦であり、駆逐艦よりワンランク上の強さを見せつけるが、後の海域ではだいたいかませ犬である。水上艦にとっては。
2013年8月26日のアップデートでは最上位版のflagship級が実装。
ステータスが高く回避率も高いほか、爆雷投射機とソナーを装備しており、高い対潜能力で潜水艦娘を囮にしたり、単騎で突撃させる提督達に容赦ない一撃を加えた。
その威力は対潜不得手の単縦陣形だろうが、砲撃の威力が下がる反航戦やT字不利だろうが、中破・大破して火力が落ちていようが、こちらがLVカンスト潜水艦だろうがいかなる状況であろうと一撃で大破に追い込みかねないほど。単横陣や輪形陣で襲ってきた時はお察しである。
特に経験値稼ぎ場として有名な3-2「キス島撤退作戦」の一つ目の戦闘ポイント(通称3-2-1)で同様に回避が高めのflagship級駆逐艦と共に出現するようになり、レべリング作業で疲労が溜まった艦娘の攻撃が連続で外れ、損害が軽微なホ級から手痛い反撃をもらうという事態もあり得る。
この為、上位種がeliteのみだった2013年8月26日以前よりも同海域はレベリングポイントとしては非常に使いづらくなった(それでも他よりは楽ではあるが)。
前述した通り、flagship級の爆雷攻撃が直撃すればこちらがどんな万全な状態でもワンパン大破させられる危険性があるので、コイツに対処する為に潜水艦娘をビシバシ鍛えるのは労力の無駄と言わざるを得ない。
この為、対処法は「爆雷投射が当たらないことを祈る」か、「攻撃フェイズに突入する前に撃沈する」のみである。
もちろんコイツが1隻のみとは限らず(旗艦であったりflagship駆逐艦を連れている事もままある)、ましてやこちらの先制攻撃を回避しないという保証もない為、後半海域における潜水艦運用をより危険なものとしている。
アニメ版では
ザコクラスの深海棲艦としては比較的出番は多い方で、第1話から既に登場を果たしている。
第3話には複数登場している(神通から「ホ級に動きは見られなかったはず…」とアニメでは珍しく名前も呼ばれている)ほか、第10話では吹雪の攻撃を受けてぐったりするというアニメならではの仕草も見られた。
また、その後油断して不用意に近づいた吹雪を砲撃し、轟沈寸前まで追い込むシーンもあった(吹雪も応戦してはいたが、結果どちらも弾は外れた)。