吼え立てよ、我が憤怒
らぐろんどめんとでゅへいん
「ジャンヌ・オルタ」の宝具。
La Grondement Du Haine.
全ての邪悪をここに/報復の時は来た!
吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)
これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮……
『吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)』!
竜の魔女として降臨したジャンヌ・オルタが持つ呪いの旗。形状はジャンヌの『我が神はここにありて』とほぼ同一だが、黒い竜の紋章が刻まれている。
復讐者の名の下に、自身と周囲の怨念を魔力変換して焚きつけ、相手の不正や汚濁、独善を骨の髄まで燃やし尽くす。怖い。
"ジャンヌ・ダルク"に炎のイメージが付きまとうのは、聖処女としての宝具「紅蓮の聖女」同様に“火刑に処せられた悲劇”を投影しているが故であろう。しかし、聖処女の場合は自身の最期を投影した特攻攻撃という「自己犠牲」が前提となるが、むしろ魔女となったジャンヌは「自分を焼いた炎で怨敵を焼き滅ぼす」という憎悪一色に染まったものである。
Fate/GrandOrderにおいての性能
- ランク:A+
- 種別:対軍宝具
ルーラー時の効果は敵全体にダメージ+防御力の低下。
アヴェンジャー時は敵単体に超強力なダメージ+強化無効状態を付与+呪い付与となっている。
特殊なのは「強化無効状態を付与」というものであり、「次に対象にかかる強化効果を一回だけミスにさせる」という、独特な効果。よってすでに無敵や回避状態になっているものに放っても剥がしたりはできない。先に宝具を打ち込んでおけば相手の心眼や無敵等が不発になるのである。
演出も差異があり、ルーラー時は旗を展開して大量の漆黒の槍を敵の頭上に降らせる。
アヴェンジャー時は、旗を展開すると同時に煉獄の業火で相手を焼き尽くし、追い打ちをかけるように地面から何本もの槍を召喚して串刺し刑にしてしまう。