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概要

作中で猟奇的殺人を行っていたダークライダー

誕生の出自は連載版単行本版で大きく異なる。

その正体はかつて超能力少年として有名だった間口正一。

正一は正真正銘の超能力者であるが、テレビに出たところどういうわけか超能力を発現できず、マスコミや友人など周囲からイカサマ師呼ばわりされバッシングを受ける。

おまけに愛犬を事故で亡くし、すっかり精神を病んだ所、犬の姿をした怪人が現れたことによりアギトに覚醒。

以降自分の欲望のままに殺人事件を起こしている(おそらく愛犬と自分の将来を奪った世間への復習も兼ねた殺人行為だったと思われる)。

しかし、あくまで上記の殺人を行っていた際は通常のアギトそのままの姿であった為、津上翔一だと思って攻撃を躊躇うG3-Xを破壊。

最終決戦では、従えていたドッグロードもG3に倒され、アナザーアギトエクシードギルスの参戦で劣勢になるも……。

ミラージュアギト

正一アギトの最強形態。

ドッグロードを殺された怒りで変身した白、または灰色のアギト。

簡単にいうと、白いアギトシャイニングフォーム

武器はなく徒手空拳。

アナザー、エクシードを瞬殺するほどの戦闘力の高さでありアギトシャイニングフォームと互角。しかし、シャイニングカリバーの連続攻撃に追い詰められ、シャイニングライダーキックを浴びそうなところで変身解除。

あわてて翔一アギトが軌道をそらしたことにより無事だった。

そして正一は北條透に逮捕されたのであった。

備考

G4や初期のアナザーアギトのように彼らなりの『正義』を掲げて戦っているのではなく、自分の欲望のままに暴れることからアギト世界で唯一の『純粋悪』といえるライダーである。

しかし、見方によってはマスコミやAGITΩの力によって人生を狂わされた哀しき悪役とも取れるが、『龍騎』に登場するシザースベルデのように結局力に溺れた存在であるため、本当に哀しき悪役であるかどうかは不明。いわゆる『555』の村上峡児もこのタイプに相当する。ただし、復讐の為に力を使っていたとはいえ、力に溺れず優しさを残していた仮面ライダーイドゥンはこのタイプには該当しない。

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