曖昧さ回避
- かたおか徹治による漫画作品。本項で解説。
- 蛭田充による漫画作品。→ウルトラ兄弟物語(蛭田充)
- 坂丘のぼるによる漫画作品。→ウルトラ兄弟物語(坂丘のぼる)
概要
内山まもるによる漫画作品『ザ・ウルトラマン』につづいてコロコロコミックに連載されたウルトラマンシリーズの漫画作品。そのため、続編や外伝的作品としてとらえられることが多い。ウルトラシリーズの知られざる歴史について触れている。
ウルトラマンジャックと言う名前の超紛らわしいウルトラ戦士が登場する、ウルトラマンが戦闘機や宇宙戦艦に乗って闘う、帰ってきたウルトラマンが酒びたりになり「どうせ俺はダメなウルトラ族さ!」とふてくされるなど、常軌を逸した描写が多い。もちろん、内容は普通に面白いため単なるトンデモ漫画ではない。
収録作品
タイトル | 掲載雑誌 | 掲載号 | 備考 | 収録巻 |
---|---|---|---|---|
新・ウルトラ兄弟物語 | コロコロコミック | 1979年1月号~5月号 | 「ウルトラ兄弟物語」に改題 | 1巻 |
新・ウルトラ兄弟物語 | コロコロコミック | 1979年6月号~10月号 | 「ウルトラ兄弟物語」に改題 | 2巻 |
秘録ウルトラセブンとタロウ | コロコロコミック | 1979年11月号 | 3巻 | |
ゾフィーの伝説 | コロコロコミック | 1979年12月号~1980年1月号 | 小学館未収録、双葉社4巻 | |
ウルトラ大戦争 | コロコロコミック | 1980年2月号~4月号 | 2巻 | |
ウルトラマン80 | コロコロコミック | 1980年5月号~10月号 | 小学館3巻、双葉社4巻 | |
ゾフィーの戦い | コロコロコミック | 1980年11月号~1981年3月号 | 小学館4巻、双葉社5巻 | |
決闘!ウルトラ兄弟 | コロコロミコック | 特別増刊2号(1978年9月) | 1巻 | |
ウルトラ兄弟対大怪獣 | コロコロミコック | 特別増刊3号(1978年12月) | 「ウルトラ一族の大反乱」に改題 | 1巻 |
ウルトラセブン物語 | コロコロミコック | 1979年春の特別増刊号(4月) | 3巻 | |
アンドロメロス物語 | 別冊コロコロスペシャル | 6(1982年3月)号 | 小学館4巻、双葉社5巻 | |
宇宙戦士アンドロマルスの戦い | 別冊コロコロスペシャル | 7(1982年5月)号 | 小学館4巻、双葉社5巻 | |
ウルトラマン80 | 小学四年生 | 1980年4月号~1981年4月号 | 小学館未収録、双葉社3巻 |
未収録作品
タイトル | 掲載雑誌 | 掲載号 | 備考 |
---|---|---|---|
帰って来たウルトラ兄弟 | てれびくん | 1978年3月号掲載 | |
帰って来たウルトラ兄弟 | 小学一年生 | 1978年11月号~1979年3月号連載 | |
ザ☆ウルトラマン | 小学一年生 | 1979年5月号~1980年3月号連載 | |
ザ☆ウルトラマン | 小学二年生 | 1980年4月号掲載 | |
ウルトラマン80 | 小学一年生 | 1980年5月号~1981年3月号連載 | |
ウルトラマン80たん生のひみつ | 小学一年生 | 1980年9月号 | 絵物語 |
ウルトラ兄弟物語 | 小学一年生 | 1981年4月号~1982年3月号,3月号付録連載 | 小一版アンドロメロス第1部 |
ウルトラ兄弟物語アンドロメロス | 小学一年生 | 1982年4月号~1983年3月号連載 | 小一版アンドロメロス第2部 |
ウルトラセブン最大の戦い | 小学二年生 | 1984年2月号付録掲載 | |
ウルトラマン物語 | 小学二年生 | 1984年9月号掲載 | |
ウルトラマン超異次元の対決 | 小学四年生 | 1979年2月号掲載 | |
アンドロメロスの逆襲 | 別冊コロコロスペシャル | 4(1981年11月)号掲載 | |
宇宙戦士アンドロマルス | 別冊コロコロスペシャル | 8(1982年7月)号掲載 | |
たたかえ!ウルトラ兄弟 | 小学一年生 | 1989年9月号~10月号連載 | |
ウルトラマン80物語 試練の旅立ち | ウルトラマン80大百科(ケイブンシャ) | ||
バトル・ウルトラ戦士~謎の挑戦者を倒せ~ | 輝け!ウルトラ戦士(永岡書店) |
誤解
本作を画像検索するとこういう画像が出てくるが、これは誤りである。実際2コマ目で帰ってきたウルトラマンは「しまった!」と言っており、「死なないだろ多分」の台詞はコラである。つまり、帰ってきたウルトラマンは子供が盾にされる事態を全く予見しておらず、当たれば死ぬことはわかっていた。断じて「あっやべ…まあ死なねーだろーよ」→「坊やーっ!!」→「俺の馬鹿野郎!!!」といった思考はたどっていない。
実際にこれをマジで信じ込んでいる人も多いため、注意が必要。