佐々木千穂

ささきちほ

佐々木千穂とは、ライトノベル『はたらく魔王さま!』に登場するキャラクターで、本作のヒロインの一人。

プロフィール

生年月日	1993年 9月10日（原作5巻時点で2010年 8月を舞台にしていることから計算）
星座	乙女座
年齢	16歳→17歳（原作8巻～）
資格	漢検準2級、英検3級
CV	東山奈央

真奥のバイト先の後輩で、東京都立笹幡北高校2年生の女子高生。東京都渋谷区幡ヶ谷在住。真奥やバイト仲間からはちーちゃんと呼ばれる。

目標に向かって働く真奥に強く想いを寄せている。

警察官の父、千一（階級は警部補）と主婦の母、里穂の間に生まれる。高校では弓道部に所属しながら、バイトを掛け持ちしている（なお、アルバイトを始めた理由は、当時今後の進路に悩んでおり、それを探す一環という理由と、弓道部で使う矢などの高額な消耗品を親に頼らずに買うためである）。

当初は普通の女子高生であったが、真奥に対する強い好意故にアルバート・エンデの放った概念送受（イデアリンク）を受信、それをきっかけにエンテ・イスラのいざこざに巻き込まれる事となった。この時に真奥の正体を知る事となったが、変わらず好意を寄せており告白もしている。

また、それ以降も人質にされることが多いため、緊急時に連絡できるよう概念送受を習い、ある程度習得する。

パッと見小学生にも見える程の童顔で、主要メンバーの中でも比較的に身長が低い方ではあるが、恵美が戦慄するほど胸がすごく大きい。

髪型はショートヘアーの両側に小さいリボンを結んでおり、バイト時や水着の時にはリボンを外してツインテールに結び直している。

聡明で利発、礼儀正しく優しい。その性格故、魔王と勇者という相容れない者同士が交流を続けている要因ともなっている。また、人質にされることが多いため、ちょっとやそっとのことでは動じなくなっている。

一方で真奥の交友関係（特に女性面）に対してアグレッシブな反応を見せる等、嫉妬深い一面を見せることも。ちなみに本人の性格の良さもあって、真奥とは親公認である。恵美の事は当初、「真奥の元カノ」と勘違いし修羅場に発展したが、事情を知った後は親友のような関係になっている。

誰に対しても礼儀正しいが、唯一漆原に対してだけは辛辣な態度をとり、冷たい目を向けている（一度は自分たちの命を狙ったことと、真奥家に寄生し真奥と芦屋に迷惑をかけていることから）。

基本的には常識人だが、ごくたまに的外れな回答をすることも。

普通の女子高生であるため、戦闘能力は皆無。しかし、学業、部活、バイトを掛け持ちでこなせるため、女子高生としては体力はある方である。

運動もできるようで、弓道は初段の腕前。

アニメ一話では盛大に芋を撒いていたが、あの失敗はソナーの耳鳴りによるものだと思われる。

そして頭もよく、判断力に優れ、また相手が話した言葉尻をとらえて反論するのがとても上手いため、鈴乃曰く「法律家に向いている」。学力も高く、高校2年4月時点の学内模試で平均偏差値60オーバーを叩き出すほど（原作7巻より）。

また、家事もうまく、差し入れを真奥家に持って来ることも。

何このぐう聖…

上記の性格も含めて、女子高生として出来過ぎと言える逸材である。

原作と同じく高校生である（2年A組所属）。真奥に惚れているのも同様である。

原作と違うのは、「真奥＝元異世界の魔王」と知らないという点である。