概要
株式会社アニメイトが運営するが、かつては福井県・三重県・岐阜県以東と、京都府・奈良県・和歌山県(および滋賀県)以西とでは、運営会社が違っていた。
また、横浜店に関しては別に「横浜アニメイト」なる会社が運営していた。
1983年に東京・池袋に1号店を出した。ちなみに現在の1号店(池袋本店)は3代目にあたり、2代目は「アニメイトサンシャイン店」と改名した上で今なお営業中。なお、初代1号店だった場所は、現在BOOKSらしんばんとかいうリサイクルショップが店舗を出しているとのこと。
2015年現在直営店は徳島県を除く全都道府県に進出済み(徳島県には代理店が存在。いわばフランチャイズショップ)。なお、滋賀県、佐賀県および中国地方のうちの3県に関しては、大型ショッピングセンターのテナントという形でしか進出していない。
また、海外では香港と台北に店舗を構える他、かつては北京、上海、ロサンゼルスにも進出していた。
同業他社と比較すると、比較的女性向け作品に強いといわれている。特に同人系は原則女性向けしか扱っていない(とらのあなは店舗網が意外と貧弱、メロンブックスは女性向けの取り扱いを打ち切っている、という事情がある)。
アニメイトカードというオリジナルのポイントカードシステムを運用しており、購入金額のうち本体価格の5%分のポイントが会計時に付与される。
主な関連企業
- ムービック
アニメ関連グッズの企画・制作を行う。実は、アニメイトは本来ここの関連会社として設立された。
- マリン・エンタテインメント
ドラマCDを手掛けるCDメーカー。
- フロンティアワークス
アニメの映像ソフトの販売はもちろんのこと、アニメの制作にも1枚噛むほか、作品によってはサントラCDを手掛けたこともある。
- リブレ
2006年4月に経営破綻した出版社・ビブロスの腐女子向けゲイポルノ部門を引き継ぐために作られた恰好の出版社。なお、腐女子向けゲイポルノのほか、一般向け漫画雑誌「(マガジンZERO→)クロフネZERO」もビブロスから引き継いでいるほか、引き継ぎ後には女子向けジュブナイルポルノにも手を出している。
はっきり言ってアニメイトとやってることはほぼ同じ。それもそのはず、元々は商売敵だった。運営していたブロッコリーの経営難から、一旦アニメイトとブロッコリーの共同事業に転換、その後ブロッコリーの小売業からの撤退に伴い引き受けたもの。
イメージ
まんだらけやとらのあな同様、いかにもオタクのメッカなイメージを持たれているが、最近ではアニメグッズの種類が増え、「オタク用の文房具屋さん、玩具屋さん(大人のおもちゃ屋さんじゃないぞ)」と化している。
以前は中高生が顧客の中心層で、「アニメイトの内装を見ると中高生時代を思い出す」などと言われていたが、最近では顧客の幅が増えているとか。