概要
聖帝編の闘いの主要舞台であり、ケンシロウとサウザーの決戦の地でもある。
自らを「聖帝」と称する南斗六聖拳の将星・サウザーが師父であるオウガイのために建設した陵墓。
その名の通り、聖帝軍の象徴である南斗十字星をかたどったピラミッド式の巨大な墓であり、奴隷として招集した子供たちを強制労働させて建設した。最上段の最後の聖碑は、反乱軍であり同じ南斗六聖拳であるシュウが、己の命を犠牲にして完成させることになる。
内部には即身仏となったオウガイの亡骸が安置されており、サウザーはこの陵を唯一愛した師と、自身の愛や情との決別の象徴としている。
なお、原作においてサウザーとケンシロウは、この陵の石段という高低差のある足場で闘っているが、ゲーム作品などでは陵の前の平地であったり、石段の途中に設けられた不自然な広間であったりする事が多い。
派生作品における聖帝十字陵
ラオウ外伝 天の覇王
製作初期段階であり、まだ下段部分しか石段が積まれていない。
サウザーと対峙したラオウからその存在理由を問われたが「これは俺の墓だ」とはぐらかしている。
DD北斗の拳
<DD北斗之拳>
原作同様、オウガイの遺体を安置する「KITIJYOJI美術館(別名:聖帝十字陵)」として建設を計画するが、刑事のシュウによってサウザーが逮捕(遺体遺棄容疑)されたため未遂に終わる。
<漫画版>
政治家になった公約の一つになっている。大雪の日に雪で作ったがケンシロウの攻撃で壊れる。
<アニメ版>
「サウザー英語塾」の塾舎として登場。「北斗楔百拳」でケンシロウに文字通り潰される。
北斗の拳イチゴ味
連載開始から暫くの間の主な舞台。内部には即身仏となったオウガイの亡骸が無く、ケンシロウの人形が置いてあった(ノーマルタイプはCAFE ZENONにある)。第7回でケンシロウとの決着がつき崩壊するが、崩壊開始直後にサウザーは逃亡したため無事生還している。
サウザーはお台場に原寸大が出来る事を望んでいるが、東京の地価の事を考えると不可能なので、土地が広くて安い北海道あたりが無難である。
最近はシュウのストレスがたまったのか、聖碑をサウザーに向かって投げた。
AC北斗の拳
サウザーのステージになっている他、超必殺技としても採用されている。何処からともなく落下してきた聖碑がヒットすると演出に移行、相手が聖碑を支えさせられた所で部下に命じて矢で滅多刺し→(追加入力でサウザー自ら槍投げ)→聖碑に押し潰されて〆。
聖碑は中段判定+相手の位置をサーチしてくれるが、出が遅い上に空中ヒットだとカス当たりになる。
ちなみに本作はシュウ未登場だが、南斗聖拳伝承者の血を漆喰にする事は一応可能。