「聖闘士星矢」における概要
聖闘士星矢に登場するフェニックス一輝の必殺技。「鳳凰の羽ばたき」ともされる。
車田漫画では珍しいことではないのだが、掌を突き出すと相手が吹っ飛んでいるという技であり、詳しい原理はわからない。
ただ作中の描写を見ると、どうやら掌底で爆風を巻き起こし相手をまとめて吹き飛ばす技であるようだ。
背景には鳳凰が舞い、多くの敵を一撃で倒す派手な大技として描かれ、見開きページで使われることも多かった。
アニメでは手を突き出すだけだとアクション的に地味だったためか、炎を纏ったパンチ、キック、体当たりなど、「とにかく強い炎系の技」という扱いとなっていた。
小説版『ギガントマキア』でも対象が焼け焦げる描写がある。
ただ、原作では一輝自身が「炎の拳」を自称していたことはあるものの、実際に攻撃を受けた相手が火傷を負ったり燃えたりといった描写があったわけではない。
ただし、属性設定のあったΩのみならずNDでも特に説明無く(鳳翼天翔の技とは別に)炎を出している描写はある。
一輝の鳳翼天翔を見事にシャットアウトしたことがあるのは、乙女座のシャカと双子座のサガの二人のみである。
余談だが、同作者の旧作『風魔の小次郎』で「第二部・聖剣戦争篇」のボス・華悪崇(カオス)が持っていた聖剣は「鳳凰天舞」である。
東方Projectにおける概要
彼女も不死鳥をモチーフとした「死なない人」であり、パロディとして不死「火の鳥 -鳳翼天翔-」というスペルカード(必殺技)を使用する。
鳳翼天翔について、ZUNも「どういう仕組みかは不明だが強いらしい。」とコメントしている。
このスペルカード専用のタグも存在する。→不死「火の鳥-鳳翼天翔-」
攻撃の内容としては、自機狙いの火の鳥×1が2回、火の鳥×3が1回のループになっている。
なお、同作では上位種(自機狙いの火の鳥×5が2回、火の鳥×5が3回、速度上昇)のスペカ(ラストワード)として「フェニックス再誕」が登場する。
pixivなどでの二次創作では、上記のフェニックス一輝の技とのダブルパロディ作品も多い。
陰陽座における概要
2003年6月4日リリースの、メジャー3rdシングルのタイトルチューンである。
同年リリースのアルバム「鳳翼麟瞳」にも収録。
歌詞の元ネタはどちらかというと手塚治虫の「火の鳥」とのことである。
(ただし作詞作曲者の瞬火はかなりの漫画通なので上記の技名も当然知っていたと思われる)
この曲のヴォーカルは黒猫が1人で歌っている。