「俺の目的はアマゾンを一匹残らず潰すことだ」
「生きるっていうのは…他の誰かの命を喰らうって事だ!!」
概要
『仮面ライダーアマゾンズ』のもう一人の主人公ライダー。変身者は鷹山仁。
アマゾンズドライバーの「アクセラーグリップ」を捻り、『アマゾン……!』の掛け声で変身する。
元来人間である鷹山が自らにアマゾン細胞を移植した、現段階では唯一、生きている人間がベースのアマゾン(改造人間)である。
仁の信条や生き方から、「野生」と呼ばれる。
他のアマゾンとは違い、アマゾンズレジスターは装備していないが、人間がベースだからか強い食人衝動は持たず理性を保っている。
容姿
全体的に真紅のアマゾンライダーといった感じで、HEROSAGAに登場するアマゾンライダーの不完全態とされるプレ・アマゾンに近い配色となっており、頭部は主人公のアマゾンオメガより初代アマゾンライダーに近い。
眼はシャドームーンと同じくエメラルドグリーン。シーズン2からは仁が盲目になったことに合わせて、複眼の色が濁った白に変色している。
モチーフはピラニア。
戦闘スタイル
大柄なクモアマゾン2を軽く持ち上げるなどかなりの怪力。
「野生」といわれる通りかなり荒々しい戦闘を見せるが、多くのアマゾンのような本能剥き出しの戦い方ではなく、静かに待ち構えてカウンターから致命の一撃を与えるというむしろ人間の格闘技に近い戦いを見せる。
戦闘中は身体中にある傷痕をなぞる癖がある。
アクションモチーフは変身者である「鷹山仁」の名前からの猛禽類。
シーズン2では盲目になったために従来の戦い方はできなくなったが、音で相手のいる方向を察知して殴られてからその腕を掴んで猛攻を加え、当たらなくても我武者羅に攻撃を繰り出し背中から伸し掛かり背ビレを突き刺すといった、形振り構わない戦い方を見せる。
ちなみにシーズン2におけるアルファだが、実はシーズン1の頃に比べるとそのスペックがいくらか上昇している(シーズン1の頃はパンチ力が20.7tでキック力が25.5tだったのが、シーズン2ではパンチ力が23.0tでキック力が28.7t)。
新型のアマゾンですら一方的にやられてしまう訳である。
必殺技
- バイオレントスラッシュ
初代アマゾンの「大切断」に相当する技。11話で初めて披露した。
- バイオレントストライク
所謂「ライダーキック」
劇中未使用だが、3DSソフトである「ライダーレボリューション」にて披露した
使用アイテム
- アマゾンズドライバー
基本的にはアマゾンオメガと同じだが発光体は緑で本体は傷だらけである。ベルト部の発光体はタレ目型である。
仁のアマゾン(仮称)
回想シーンで登場した、アマゾン細胞を移植した直後に仁が変身したアマゾン。
ほぼアマゾンアルファと同じ外見だが、アマゾンズドライバーをつけておらず全身の傷のような模様がないという違いがある。
モチーフからしてピラニアアマゾンであると思われる。
余談
ピラニアというモチーフは、初代アマゾンの元々のモチーフ(当時としてはピラニアはまだマイナーな魚であったため、分かりやすくという理由でオオトカゲに変更された)。
またすがやみつるの漫画版『仮面ライダーアマゾン』にはピラニア獣人という獣人が登場するが、こちらは女性である。
初代アマゾンライダーとの関連は不明で、THENEXT版V3のようなリブートキャラクターなのか、アマゾンとは別ライダーに位置するのかは現在不明。
ガンバライジング
ガシャットヘンシン4弾より参戦。
関連タグ
鷹山仁…変身者。
十面鬼ゴルゴス…モチーフになったと考えられるキャラクター。
デアデビル…盲目の赤いヒーロー繋がり。こちらはアマゾンアルファとは違い、当初から盲目である。
道外流牙…途中で両目を潰されて失明した特撮ヒーロー繋がり。こちらはのちに完治している。