概要
3Dモデラを用いて作成されることが多い。
以前の3Dモデラは高価なものが多く、3DCGはもっぱら一部のプロのみが制作していた。そもそもCPUやグラフィックコントローラの性能が低いパソコンでは、表示するだけでも困難を極めるものであった。
最近ではパソコンの性能も向上しており、フリーソフトでもモデラやレンダラが現れ始めたため、従来に比べると誰でも簡単に3DCGを作成することができようになっている。
近年は携帯ゲーム機やスマートフォンなどの携帯機器でも、表現力豊かな3DCGが多用されている。
pixivでも、3Dモデラによって作成された3DCGが多くみられる。
3Dアニメ
欧米では『トイ・ストーリー』の大ヒット以来、3DCGの作品でないとヒットしないと言われるようになり、ディズニーも2013年に手描きアニメーションから撤退。2Dアニメはほぼ廃れている。
しかし、日本のアニメでは、3DCG独特の作画表現に抵抗が強く、いわゆる「アニメ絵」を3Dで動かすのが難しいという理由から、2D作品が主流の時期が続いている。しかし、2013年の『蒼き鋼のアルペジオ』でフル3DCGアニメーションの試みがなされ、翌年の『楽園追放』『シドニアの騎士』の放送・公開などを経て、2017年の『けものフレンズ』がフル3DCGの和製アニメを一気にメジャーにした。しかし、『けものフレンズ』が3Dアニメであることを意識して見ている人は少ないと思われる。言い換えれば、3DCGを2Dと区別がつかないように見せる技術が発達したことで、日本ではようやく日の目を見たのである。
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