解説
クローム・バランシェによって製作された42体目にして最後のファティマ。
アマテラスについて様々な研究を行ってきたバランシェが、アマテラスのコピーとして産み出した、紫色の瞳を持つファティマである(ちなみに本物のアマテラスの瞳の色は赤)。
スペック…戦闘2A・MH(GTM)制御2A・演算A・耐久3A・精神3A・クリアランス無し・タイプ無し
ファティマとして超弩級のスペックを持つ他、ダムゲート・コントロールが施されておらず、騎士としての能力も持つ(戦闘能力2Aは星団暦3000年代初頭頃の平均的な騎士以上の能力)。
星団暦2989年に死期の迫るバランシェの見舞いに来たソープ(アマテラス)に託され、目覚めさせるも目覚めさせぬも自由と判断を委ねられた。
後に結局目覚めさせられアマテラスの影武者となり、臣下であるライム公の名を継ぎ、ユーパンドラ・ライムとしてミラージュ騎士団に入団。右翼大隊No.25として登録され、ファティマ・パルテノをパートナーとする。
A.K.Dの星団大侵攻後、星王位に就いたアマテラスが星団暦3967年に隠棲すると彼から全権を譲渡され、「アマテラス」として星団皇帝となった。
コピーだが性格は天照とはまるで別物で極めて人間的(悪い意味で)であり、皇帝の座に就いてからは反対派や反乱軍を武力で弾圧する恐怖政治を敷いた。
その紛い物ぶりはラベル・ジューダ(コーラス26世)に「王の目をしていない」と言い切られるほどであり、ミラージュ騎士たちにも軽視され蔑まれたという。
人造人間(ファティマ)達の希望をアマテラスに託された存在でありながら、ヒトとして在ることを選んでしまった、悲しく愚かな『ファティマの王』である。
星団暦4100年、AKDでの反乱軍との最終決戦にてアトロポスをパートナーとしてMHパトラクシェミラージュ(新設定では未だ不明)に搭乗。
ラベルとクローソーが駆るMHエンゲージSR4(GTMジ・エンドレス)と相討ちになり、AKDは滅亡する。