ミラージュ騎士団
みらーじゅきしだん
正式名称は
旧設定:『東方第一等幻像軍団』(First Easter Mirage Corps、F.E.M.C.)
新設定:『炎戦幻影騎士団』(Zarathustra Krieg Kamplitter Mirage、Z.K.K.M.)
デルタ・ベルン星の国家「A.K.D.」が抱える騎士団。
同作に登場する大騎士団はもっぱら国営騎士団であるが、ミラージュに関してはあくまでアマテラス帝個人が運営する私兵集団である(A.K.D.の公式な国家騎士団は「ゴーズ騎士団」とされている)。
故に、同じアマテラス帝配下とはいえ、国家組織であるA.K.D.には本騎士団への命令権は無く、逆にミラージュの構成員にはA.K.D.の官僚や政治家、はては王族も多いため、A.K.D.国軍への指揮権を持つ場合もある。
表に出せる人材中心の右翼大隊オレンジライトと、問題児集団の左翼大隊グリーンレフトという二つの大隊から構成されている。
まあ、左右大隊どちらも困ったちゃんや変態さんで溢れかえっていたりするわけだが。
総司令官は右翼大隊所属の『F・U・ログナー』、もしくは左翼大隊所属の『斑鳩王子』が務めている。
元々、アマテラスが集めた精鋭集団で一人一人が一国の指南役に匹敵すると言われていたが、イラー・ザ・ビショップによるカステポーの壊し屋事件でのアイシャの敗北や、ブラックスリー(ボスヤスフォート、デコース・ワイズメル、ビューティ・ペール)によるフロートテンプル襲撃事件による壊滅などによって名声は地に落ち、魔導大戦の時点では「張り子の虎」という評価となっている。
また、フロートテンプル襲撃事件後の新規加入団員が現役女子高生騎士ばかりで、そのメンツも「無表情」「落第生」「料理の鉄人」といった感じだったのでお笑い集団的な評価になることも多い。
尚、女子高生騎士=グリーンレフトとアマテラスが決めたので、これら三名はグリーンレフトとなったのではあるが、その実三人とも十分問題児集団であったとか。
使用するMHはミラージュ・マシンと総称されるアマテラスが設計製作したMH群。劇中では未だに騎士団として集中運用された描写が無く、運用試験的な活躍に留まっている。