CV:津田健次郎
「エルドラゴに選ばれしこのオレこそが、世界最強のブレーダーなのだ!!」
概要
ベイブレードに秘められた力を悪事に利用しようという悪の組織『暗黒星雲(ダークネビュラ)』を率いる少年で、禁断のベイ「ライトニングエルドラゴ」の使い手。
傲慢な性格で「世界最強のブレーダー」を豪語するが、それに見合った圧倒的な実力を秘めており、ブレーダーとしてのプライドも高い。
アニメでの活躍
メタルファイトベイブレード
かつて古馬村に封印されていたライトニングエルドラゴを奪い、その際に鋼流星と戦い、破っている。
エルドラゴを手にしたとき、自らのパワーを使い果たしたためにカプセルの中で眠り続けていたが、鋼銀河とペガシスの影響で目覚めることになる。
父の敵として怒りに燃える銀河を難なく破った後は、大道寺に「バトルブレーダーズ」の準備を任せ、修行を繰り返していたが、バトルブレーダーズ開催まで残り1ヶ月の時点で急激な勢いでポイントを集め始める。
バトルブレーダーズ1回戦で波佐間ヒカルを、2回戦では大鳥翼を、準決勝では盾神キョウヤを破る。
途中で敗れた熊手三兄弟、双道兄弟、大池トビオ、渡蟹哲也、大道寺に制裁を下し、彼らのベイをエルドラゴの餌として破壊。
決勝戦の銀河とのバトルで吸いすぎた力の影響で心身をエルドラゴに完全に乗っ取られ、暴走するが、死闘の末に敗れたことで正気に戻り、そのまま立ち去る。
メタルファイトベイブレード爆
バトルブレーダーズの後、身を隠して単身でエルドラゴに宿った暗黒の力を振り払うべく修行を続けていた。その末に「メテオエルドラゴ」を会得。
途中で氷魔と接触した後、イタリアでシーザーに勝負を挑んだ翼の前に現れ、暗黒の力を克服するための助言を施す。
Aブロック決勝戦直前に銀河にバトルを挑むが、ギャラクシーペガシスの力を完全に使いこなせていないことを忠告し、バトルを中断する。
その後は放浪の旅に出る。
決勝戦第2試合に突如乱入し、ジャックと対戦。
力量を測るためにわざと圧倒されていたが、吸収した回転エネルギーを開放し一気にジャックを撃破。
乱入した目的は自分を利用したジグラットへの借りを返し、自らの過去を清算するため。
ジグラットと決着を付けるためにメテオエルドラゴをスパイラルコアに打ち込みハデスシティを破壊。
その行為が銀河と正宗を救う結果を生み出し、暴走したスパイラルフォースを止めるために銀河に力を貸し、結末を見届けた後、その場を去る。
メタルファイトベイブレード4D
ザーカン島の火山で、エルドラゴに星の欠片が宿り、メテオエルドラゴが「エルドラゴデストロイ」に進化。
それを「自身の力で進化した」と思い込み、星の欠片で進化したことや自分がレジェンドブレーダーに選ばれたという銀河の話を全く信じようともしなかった。
新たなベイを得た銀河とキョウヤに対し「まだ使いこなせていない」と通告し、圧倒的な力で銀河、キョウヤ、ユウキを破る。
ユウキのアヌビウスが星の欠片でパワーアップしたことで、ようやく銀河の話を信じるようになるが、世界中のレジェンドブレーダーを自身の手で倒すことを伝え、立ち去る。
モヘンジョ・ダロの大会で圧倒的な勢いで勝ち進み、決勝でケンタを破る。
銀河に力を貸して欲しいと付きまとうケンタを邪魔者扱いするが、それでも一歩も引かないという彼の強い決意を聞き、自身の旅に同行することを認める。
旅の末にマヤ文明の遺跡に辿り着く。
そこで再会した大道寺の挑発に乗ってディアブロネメシスに挑んだことが仇となり、エルドラゴに宿る星の欠片の力を奪われネメシスの完全復活を許してしまう。
その後、ネメシスよりも竜皇が最強だと証明するために単独で「失われた王国」に乗り込みラゴウに勝負を挑む。
当初は互角に渡り合うも、徐々に追い詰められる。
最終的に何度も意地を見せるが、究極転技をも破られ、ラゴウの必殺転技によって敗れ去り倒れる。
後から駆け付けた銀河たちレジェンドブレーダーもネメシスの前に苦戦する中、ただ1人食らいつくケンタに対し、本気になったことを認め、自らの星の欠片の力をケンタに受け継がせ、フレイムサジタリオをフラッシュサジタリオに進化させた直後、エルドラゴと共に消滅する。
漫画版での活躍
エルドラゴを入手する経緯はアニメと同じ。
川原での戦いで、圧倒的な力で銀河をなぎ倒し、ペガシスを破壊。
バトルブレーダーズにて数々のブレーダーとの戦いを経て「ライトニングエルドラゴ」に進化、更に宇宙との戦いで黒く変色した「極龍バージョン」に進化した。
ベンケイ、宇宙、キョウヤを破り、決勝戦で銀河と対決する。
バトルの最中、追い詰められて勝利の執念から自らの魂をエルドラゴに捧げ、さらなる力を得て銀河とストームペガシスを追い詰めるが、銀河と仲間たちとの想いが一つになり生まれ変わったギャラクシーペガシスの究極転技「銀河新星(ギャラクシーノヴァ)」に敗北する。
エルドラゴを完全に破壊しなかったことに動揺するが、銀河の「お前とまたベイバトルしたい」という言葉に心を打たれ、敗北を潔く認めてその場を立ち去る。
ビッグバンブレーダーズ準決勝で、アルゴ・グレイシー率いるブラジルチーム「グレイシーズ」が仕掛けた爆弾によって重傷を負い、リタイアした銀河の代わりに登場し、ランチャーを使わず手で回したベイでグレイシーズを撃破。
決勝戦では観戦しているファウストの前に現れバトルを挑み、勝利して彼のバサルトホロギウムの力をメテオエルドラゴに取り込み、エルドラゴデストロイに進化させる。
その後、アルティメットブレーダーズ2回戦で銀河と対戦する。
ベイバトルポイントは30000と銀河の倍で初めはペガシスを追い詰めるが、2人ともバトルの中で急激に成長し互角の58000まで上昇する。その際、エルドラゴデストロイが黄金に輝く「黄金の破壊竜(ゴールドアーマードエルドラゴ)」に進化した。
最終的に僅差で敗北し、この勝負でベイバトルの面白さと楽しさを知る。
その後ネメシスとの最終決戦の際、銀河に強力な心を送る。
使用ベイ
いずれも左回転をする。
エルドラゴ105F
初代エルドラゴ。漫画版のみ登場。
バトルを重ねる毎に強力になっていくベイで、強者との戦いにより急速に形態を進化させていく。
なお名前のエルドラゴとは、左(Left)回転のドラゴンを意味していると思われる。(りゅう座のモデルが黄金の林檎を守護していたことから黄金郷エルドラドにも掛けていそうだが。ちなみにエルドラゴデストロイの別バージョンにゴールドアーマーがあったりする。)
ライトニングエルドラゴ100HF
エルドラゴの進化系。アニメ版では最初から所持している。
敵と激突した瞬間に相手のパワーを吸収し、自らのパワーに変換する能力を持つ。
相手の怒りや憎しみなどの負のエネルギーを受けることによって更にパワーが上がる。
攻撃型だが、ホールフラットボトムの性能と竜牙自身の実力からか持久力も桁外れである。
メタルウィールの3枚のウロコで無数の連打攻撃を行う「ラッシュモード」と、クリアウィールがスライドし、巨大なツメが出てアッパー攻撃を行う「レイジングモード」がある。
主に暗黒転技を放つ際はレイジングモードになる。
メテオエルドラゴLW105LF
ライトニングエルドラゴの進化系。
自力で暗黒の力を振り払ったことにより、自身の力のみで相手の回転力を奪い自らの回転力に変えることが可能になった。
クリアウィールの向きでモードチェンジが可能で、「連打モード」と「強襲モード」が存在する。
弱い回転からでも勝利することができ、弱者とみなした相手には手回しで対応している。
左回転するベイの回転力は吸収できない。
エルドラゴデストロイF:S
エルドラゴの最終進化系。
通常のクリアウィールとメタルウィールの関係が逆になっており、ラバーにより回転力を奪う吸収モードと、ラバー部分をメタルフレームでカバーしメタルウィールの効果を最大限に発揮できる攻撃モードの切り替えが出来る。
ボトムのファイナルサバイブはバトル前半はホールフラットボトムで暴れ回り、後半は遠心力でシャープボトムに変形して持久戦に持ち込む。
シャープボトムに変化後、攻撃してきたベイの回転力を吸収、そのまま必殺転技に利用するといった戦法もとった。
主な必殺転技
- 竜皇翔咬撃
暗黒転技。
3匹の龍のエネルギーを纏い、相手に壮絶なラッシュを浴びせる。
- 竜皇天翔殺
暗黒転技。
アニメ版では竜皇翔咬撃のパワーアップバージョン。
漫画版では「レイジングモード」で出現した爪で相手のベイを切り裂く。
- 竜皇剛覇翔
必殺転技。
運河の水を一刀両断にする程の威力を持つ。
- 竜皇命壊破
究極転技。
巨大な炎の竜を噴出させ、相手に突撃する。
喰らうと遥か彼方へ吹っ飛び、大爆発を起こす。
- 竜皇絶命爪
究極暗黒転技。
クリアウィールをスライドさせ、上空から出現したツメを相手のベイに叩きつける。
漫画版のみ披露。
関連イラスト
関連タグ
鋼銀河 盾神キョウヤ 大道寺 深海流太郎 大池トビオ 水地零士
木ノ宮タカオ、暗闇左京、白鷺城ルイ、フリー・デラホーヤ:左回転かつ、竜モチーフベイ使い。
海馬瀬人:中の人つながり、主人公のライバル、ドラゴンを使う、高笑いなど共通点が多い。