CV:渡辺明乃
概要
暗黒星雲(ダークネビュラ)のナンバー2で、新たな切り札。
暗黒星雲が唯一純正培養したブレーダーであり、竜牙以外では唯一の暗黒転技の使い手。暗黒星雲本部のデータベースにデータは入っておらず、チャレンジマッチの出場記録はほとんど無いため、どのようにポイントを稼いだのかは不明。
セミロングの髪に蛇の眼を模した髪飾りをつけており、結果として蛇の頭部の皮を被ったような見た目になっている。
一見は無口で大人しそうだが、実際はベイの破壊やそれによって人が壊れていく姿を見るのを楽しむ狂気的かつ凶悪な人物で、前髪で隠されている眼光は鋭い。
バトルブレーダーズで暗黒星雲のブレーダー達がことごとく破られた中登場し、1回戦で氷魔のアリエスを、2回戦で湯宮ケンタのフレイムサジタリオを破壊し、天童遊との制裁バトルの際もリブラをボロボロに削っている。
準決勝でも鋼銀河を後一歩の所まで追い詰め恐怖のどん底に突き落とそうとするが、逆に恐怖を与えるどころか、水地のその強さ故に銀河を喜ばせる結果となり、その笑顔に動揺した挙句に暗黒転技を完全に見切られ必殺転技「ストームブリンガー」によって敗れる。
漫画版での活躍
暗黒三闘士(ダークトライデント)の1人で、三闘士の中でも最も残酷と恐れられている。
バトルブレーダーズ1回戦ではフェニックスに不戦勝し、準々決勝では大池トビオのストームカプリコーネをズタズタに切り刻み勝利するが、準決勝では銀河のストームペガシスのすれ違いざまの一撃で敗北、サーペントも木っ端微塵にされた。
使用ベイ
ポイズンサーペントSW145SD
へび座がモチーフのバランスタイプのベイ。
15枚刃のポイズンウィールによって小さな攻撃を蓄積していく事で大きなダメージとし、相手の回転を弱らせる。このことを水地は蛇の毒と例えている。
またスイッチ145トラックの切り替えで攻撃モードと防御モードの2つの顔を持っていて、銀河と戦うまでは本気を出さず防御モードのみでバトルしている。
アニメ版ではポイズンウィール、漫画版ではスイッチ145トラックのウィングによって相手のベイを切り刻む。
暗黒転技は無数のコブラの幻影が襲いかかるように相手ベイを破壊する『ベノムジェノサイド』(出典Wikipediaより)。
なお、へび座とセット扱いされるへびつかい座のベイは「ガチンコスタジアム」にて八岐ロチ(CV:羽多野渉)の機体「デビルサーペンター125FS」(必殺転技:「巨蛇猛裂砕(サーペンター・アサルトバイト)」)として登場したが、へびつかい座のベイブレードは2024年現在も玩具化されていない。
実機の強さ
アニメでは数多のベイを破壊してきた凶悪なベイとして扱われているが、実機の強さはそこまでではなく、Googleのサジェストにも「弱い」と入るほど。
というのも、アタック・ディフェンス・スタミナがそこまで突出しているわけでもない上、最大のウリとしているポイズンウィールの連打力も一発のパンチ力がそこまで高くないためである(「ビッグバン」や「ブリッツ」といった4Dメタルウィールに搭載された連打モードの方が重さと攻撃力が段違いである)。
加えてSW145トラックが傾斜に引っかかってしまうという弱点がある(ギミック付きトラックの性としてトラックのギミックは相手のベイの高さに依存するという理由もある)。
アニメ版「爆」でもインド代表チャンドラーの機体としてフレイムサーペントSW145D(必殺転技:「バーニングミラージュ」)、ストームサーペントSW145F、ロックサーペントが登場するが、キョウヤらの噛ませ扱いであり、ロックサーペントに至っては活躍の機会すらなかった。
関連タグ
ハウエンクア:中の人&性格つながり