ぜったいに生き残ってやる...
プロフィール
活躍
リザーバーマッチ出場者として登場。しかし人類は滅亡したはずだという動物たちから大ブーイングを食らう。ただ、ワシントンが
出場させて血祭りにあげれば文句はあるまい!
と数々の動物をいたぶってきた人間への制裁としてであれば出しても良い旨の発言をしたため、会場は静まり返った。
ブロディはかつて99連勝を成し遂げた無敗の格闘家であり、またノーベル生理学・医学賞受賞の教授でもあった。そこで、隣国が強力な核兵器を使用したためシェルターに10年間の間仮眠状態で過ごしていた。ところが、目を覚ますと人類は死に絶えていた。
そんなブロディ、流石にそう簡単には屈せず、開始早々にワシントンとMr.キックを脱落させるなどといった実力を見せる。しかしその最中、自身もアラスカヒグマであるベンゾウの言葉を理解し、コミュニケーションをとる。
そして、彼は今際にこんなことを想う。
もっと早く、動物の言葉が分かっていれば...
動物の思いを分かっていれば…
人類は絶滅を免れていたかもしれない…
そして、自身も落下し、サメの餌食になる寸前でしがみついて耐えたが、現れたベンゾウに
殺せよ、一思いに
と命じるが、ベンゾウは答えた。
サメの餌食じゃ、人類の最期が見られない
そして、自慢の前足で思いっ切り叩きつけられ、自身も死を受け入れるかの表情をしていた。
ベンゾウは言った。
人類よ、安らかに眠れ
と。
700万年に及んだ霊長目最大の変わり者の進化が、終わりを迎えた瞬間だった。
その他
実際には、ヒトは生身の状態で倒せる動物はウサギなどの生存競争の為の能力が「逃げ足と繁殖力くらいしかない動物」に限られてしまう。これは知性と引き換えに爪、牙、体毛、筋肉などが退化したからと推測されており、最強王図鑑の現実世界編でヒトが登場したことは一切ない。
レーダーチャートでは毎回比較対象にされているが、知能だけずば抜けて高いのに他は一律で最低というアンバランスな事になっている。これは全てその種の中で一般的な個体が用いられている為である。それだけに、2巻の特報では意外な動物も登場!と銘打たれていた。
- 一応、生身の状態でなくとも反則扱いにはならないし、実際にある程度の武器を使用する動物も登場しているが、それらも全て生身で戦っている。
(人類がどこまで他の動物に歯向かえるかを解説した動画)
- 神話世界に終点を当てたものにしても純粋な人間は少なく、それらも生身にされてしまうと一気に不利になる事が多い。
- また、核兵器で人類が滅亡したと思われていたが生き残りがいたことについてはこの作品の導入部に類似すると推察するファンもいる。