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ヴィッツの編集履歴

2018-04-08 13:05:22 バージョン

ヴィッツ

ゔぃっつ

トヨタ自動車が生産しているコンパクトカーのひとつ。1999年から製造・販売が行われている。

概要

コンパクトで取り回しが良いのが特徴。ヴィッツのプラットフォームを採用した車種も多い。

アクアラクティスなど)

ATCVTがメインだが、グレードによってはMTもある。

メーターは初代と2代目はセンターメーター、3代目はハンドル奥にある通常のメーターである。(2代目は全グレードオプティトロン式で前期型が、後期型がオレンジ色)


なお、ヨーロッパでは「ヤリス」という名称で発売されているほか、オーストラリアでは、初代は「エコー」という名称で発売、2代目以降はヨーロッパ同様「ヤリス」として発売されている。アメリカでは、2代目以降、「ヤリス」という名称で発売されている。さらに、2代目に関しては、ヨーロッパではダイハツシャレードとして売られたことがあるが、これは、ダイハツがヨーロッパ市場から撤退するための準備として暫定的に製造・販売されていたもの。


ヨーロッパ向けにはハイブリッド仕様車が存在する。故に車格やキャラクターが被りかねないプリウスCことアクアはヨーロッパ市場には投入されていない。だが、2017年1月、日本市場にもハイブリッド仕様車を投入してしまった・・・・・・・・・・・・・・。トヨタ、アクアと同士討ちしてどうするんだ?不倶戴天の敵ばかりかわぬの手助けしてるんだぞ?自分で自分の首締めてどうするんだ!?

余談ながら、この結果、日本は、(欧米から見れば、)ヤリスハイブリッドとプリウスCを両方売っている、異常な国になってしまった・・・・・・・・・もっとも、トヨタは以前からこうした一見重複する車種を複数用意することで顧客の細かいニーズに応えているところがあり、それがシェア45%という強さに繋がっている、と言う意見もあるが、少子化に伴う人口減少と自動車離れという問題を抱える日本市場の現状を考えれば、どう見ても自爆行為以外の何物でもない。実際、このヴィッツハイブリッドを日本市場にブチ込んだ結果、(アレの影響もかなりあろうが)アクアの売れ行きがやや鈍ってしまっている。


2代目以降(ただし2代目は一部車種のみ)、フォークリフトメーカーの豊田自動織機に製造してもらっているが、実はこの会社、トヨタ自動車の親会社である。実はトヨタ自動車自体、豊田自動織機の自動車事業部が分社化して生まれた会社だったりする。


車名の由来

「ヴィッツ(Vitz)」は、英語の「Vivid」(鮮やかな)とドイツ語の「Witz」(機知)を掛け合わせた造語であるが、英語圏では女性への軽蔑表現である「Bit(s)」に聞こえてしまうため、輸出向けにはギリシャ神話の美の女神「カリス(Charites)」の単数形「Charis」からの造語から「ヤリス(Yaris)」という名前がつけられた。(逆に「ヤリス」は日本語的にあまりよろしくない語感が使われているのでどっちもどっちではあるが・・・。)

その他、カナダ・オーストラリアでは「エコー(ECHO)」、中国では「Vizi」(威姿)の車名を付けていたが、のちに「ヤリスハッチバック」に変更となっている。


なお、現行3代目をもって名称を廃止し、ヤリスに名前を統一する、かも知れないという噂がある。ヤリスの名前で世界ラリー選手権(WRC)に参戦していること(後述)を考えればやむを得ない選択か?


ホットバージョン

昨今のエコカー志向、更に軽自動車の高価格化に伴いチープカーの印象が拭えなくなったヴィッツではあるが、意外にも2代目まで「TRD sport M」というで常売のカスタマイズターボモデルが設定されていた事を知る人は少ない。

3代目前期型ではターボモデルが消滅した代わりに強化スポーツグレードである「G'z(後期型はGR)」がスポーツグレードのRSとは別に新設定され、更にイギリス向け3ドアモデルにターボを搭載した「GRMN」と、オーリスに搭載された1.8Lエンジン+スーパーチャージャーで武装した「GRMN2」が限定発売された。


モータースポーツ

モータースポーツの敷居を下げるべく、2000年から、サーキットレースのネッツカップヴィッツレースを実施している。このレースは、「日本自動車連盟の競技用日本国内A級ライセンスを持っていれば、ナンバープレートのついた自家用車で参加可能」という、日本のモータースポーツ界ではあり得ないものだった。この手軽さ故に大勢の参加者がいるが、2017年1月のマイナーチェンジでモータースポーツ参加仕様車種が廃止されてしまった。じゃ新規参加を検討している方はどうするんだ・・・・と思われたが、後継に新ブランド「GR」を名乗るヴィッツの車両が登場している。

また、かつてはラリー競技のTRDヴィッツチャレンジラリーも存在したが、2011年限りで事実上廃止された。その代わりに2012年から2015年からはTRDラリーチャレンジが、2016年以降はトヨタガズーレーシング・ラリーチャレンジが、それぞれ開催されており、これらにはこのヴィッツのみのクラスも設定されている。

また、全日本ラリー選手権にも参戦しているが、2017年度のそれ(クラスはJN3)は、「製造元」の豊田自動織機チームのヴィッツと、トヨタの実質ワークスチームであるGAZZOレーシングのヴィッツが1・2位を独占することが多かったそうな。「兄弟喧嘩」してどうする。

2015年1月にトヨタは「2017年にもWRCに参戦します」と発表したが、そのマシンのベースに、このヴィッツを選んでしまった(故に3代目の寿命が延びてしまった)。

2年間の開発期間を経て投入されたこのWRカー、初年度の2017年は、「ま、久々の参戦だから様子眺めでいっか。2年目への肥やしになれば」なんて思っていたら、何と2勝を挙げてしまった。


関連タグ

ブーン/パッソ アクア プラッツ ベルタ ファンカーゴ ラクティス Yaris

カローラ(現行11代目は本車とプラットフォームを共用している)


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