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105系の編集履歴

2018-05-15 07:16:34 バージョン

105系

ひゃくごけい

105系とは、日本国有鉄道が製造した地方線区向け直流通勤型電車である。

概要

地方の電化線区で運用されていた旧形国電を置き換える目的で1981年に登場。

大都市圏の通勤型電車の標準形式であった103系をベースに、1M方式を採用するなど(後述)短編成を組めるように設計された。

新規製造の3扉車0番台、103系1000番台改造の4扉車500番台(クハ103→クハ105については0番台)と2つのグループに大別される。

主回路構成

103系と同じ端子電圧375V・最高耐圧900VのMT55系主電動機を4個永久直列1群として、抵抗制御と弱め界磁だけで制御(213系のような定格750V・耐圧1800Vのものは用意されていない)、103系と同じ直並列制御は行わない。そのため、速度の制御段が1つ減ることになるが103系の並列(=105系の抵抗最終段)での定格速度は33.5km/hと大変低く、103系の直列段のみの運転は実質使う場面がないことから割り切られた。

JR化後

分割民営化後は仙石線に投入された改造車4両以外の全車がJR西日本に継承された。

JR東日本に継承された4両は引き続き仙石線で活躍していたが、1998年に廃車。

その後訓練車に改造されるも2008年には完全に消滅している。


JR西日本車は延命工事(改造車)や体質改善工事(新造車)などが施行されており、いつしか改造車は自身を置き換えた203系よりも長生きしている。

しかし、広島地区運用の車両に関しては227系の大量投入による置き換え対象となり、2016年3月のダイヤ改正で4扉車は運用を離脱し廃車された。

和歌山線・桜井線用も2019年以降227系1000番台の導入で置き換えを予定しており、改造4扉車のタイムリミットが近づいている。


運用線区と配属車両基地(2014年8月現在)


関連タグ

鉄道 電車 末期色

103系1500番台 107系:似たような顔。

119系:近郊形バリエーション。


:「私の恋人は105系」

鉄道模型

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