以下、ネタバレ記事につき閲覧注意
「それが、お前の願いなら…映司、行くぞ…!」
アンク「……変身!!」
『タカ!』
『クジャク!』
『コンドル!』
『♪タ~ジャ~ドル~!エーターニティー!!!!!』
後藤「あれは…!」
伊達「すっげ…!」
ゴーダ「………っ!?」
鴻上「ハッピーバースデイオォォォズ!!!新たなるタジャドルだぁぁっ!!」
概要
CV:三浦涼介
『仮面ライダーOOO 10th 復活のコアメダル』に登場する仮面ライダーオーズの新フォーム。
憑依する形で火野映司の身体を受け継いだアンクが変身する初のオーズ。
既存とは異なるグラデーションの入ったタカ・エタニティ、クジャク・エタニティ、コンドル・エタニティのコアメダルを使用し、左腕のタジャスピナーも「タジャニティスピナー」に変化している。
コアメダルをスキャンした音声は、映司とアンク二人の声が重なる特別仕様。
2024年4月26日においてはレジェンドライドケミートレカ投票にて第11位となり、繰り上げ商品化という形でケミーデザインも発表。オーズケミー(タジャドルコンボ)と比較すると「エタニティクジャクテイル」を模したデザインも追加されている。
スペック
身長 | 212cm |
---|---|
体重 | 93kg |
パンチ力 | 12.5t |
キック力 | 27t |
ジャンプ力 | ひと跳び260m |
走力 | 100mを2.8秒 |
(出典:「CSMオースキャナーver.10th」フルカラーブックレット「鴻上生体研究所 研究報告書」より)
パンチ力とキック力に関してはスーパータトバコンボをも上回り、オーズのフォーム並びに本作登場のライダーの中でも最高峰に位置する。
ジャンプ力と走力のスペックも全コンボ形態中2番目に高い。
容姿
基本的にはタジャドルコンボがベースだが、各部のカラーリングにアンクやタトバコンボをイメージしたような黄色や緑のグラデーションが施され、プトティラコンボの紫色も加わっている。
頭部にもアンクを模した非対称な羽の造形「アンクエングレーブ」が追加された他、複眼は元の赤からタトバと同じ緑に、両サイドのウイングは虹色に変化し、オーラングサークルに描かれた不死鳥の紋章は金色に輝いている。
更に背部にはクジャクフェザーと似通った翼「エタニティクジャクテイル」が追加されているが、形状はクジャクのそれというよりも、鳳凰やフェニックスを思わせるものになっている。
総じて、S.I.Cのロストブレイズ版タジャドルコンボのデザインにも通ずる意匠を持っており、pixivでもS.I.C寄りにアレンジされたイラストを見ることもできる。
能力
エタニティメダルの力によって、既存のタジャドルコンボから更に強化されている。
使用しているメダルの数を遥かに上回るゴーダを相手にしても圧倒してしまう程の強大な力を持っており、ゴーダ本人にすら「なんだその力は!?」と驚愕されていた。
ただし、基本的な能力や炎の力はかつてのタジャドルと同じものであり、余計な機能を足さず元々の要素をシンプルに強化した姿と言える。
また、主人格がアンクになった副作用なのか、かつてのプトティラコンボと同様に体内の鳥類系メダルを意のままに操ることが可能で、地味にスピナーにメダルを入れる手間が少なくなった。
戦闘スタイルは映司やゴーダの変身したオーズとも違った意味で荒々しいものに変化しているので、実はこの姿ではタジャドルではお馴染みの掌を広げるポーズなどは殆ど取っていない(あの構えはある意味「映司の癖」であったとも言えるが)。
必殺技
- エタニティブレイザー
タジャニティスピナーにセットしたタカ・エタニティ、クジャク・エタニティ、コンドル・エタニティメダルとタカ、クジャク、コンドルメダルをオースキャナーで読み取りエタニティスキャンを発動。
赤・黄・緑の炎を圧縮して不死鳥を模した火炎弾を放つ。破壊力はあのロストブレイズを上回る220t。(ロストブレイズは200t)
技名はガンバライジングで判明。
ちなみに6種類のメダルの内2枚セットされているのはコンドルのコアメダル。
- エタニティネンスドロップ
映司「......アンク!」
アンク「あぁ......。決めるぞ......!」
空中高く舞い上がった後、出現した赤のリングを通り抜けながら、変形したコンドルレッグの爪足エフェクトと共に両足蹴りを叩き込む。破壊力は200t。
言わばタトバキックとプロミネンスドロップの合わせたような技で、爪足のエフェクトはよりデカくX字状に広がっている他、飛び蹴りの際には映司の幻影と共に放つ。
技名はガンバライジングで判明。
- エタニティマグナブレイズ
劇中未使用。マグナブレイズの上位技と思われる。破壊力は170t。
余談
- 上記の台詞は、仮面ライダーooo最終回のタジャドルコンボ(最終回ver.)変身の際の台詞をオマージュしており、映司がアンクの願いを聞き、受け入れながら変身するシーンと見事に対比となっている。
- オーディオコメンタリーではスーパータジャドルと呼ばれている(タジャドルエタニティとも呼ばれている)。曰くこのコンボとバースがコアメダルを使うのはバンダイ側の提案だったらしい。
- ガンバライジングではリリリミックス6弾にて参戦。変身者の都合かオーズではなくアンクの別形態として扱われる。
- 立体化は『S.H.Figuarts(真骨彫製法)』や『SO-DO CHRONICLE 層動 仮面ライダーオーズ 復活のコアメダルセット01』で行われており、後者にはアンクも付属している豪華仕様となった。
- ただし、どちらもエタニティネンスドロップ(便宜上この表記とする)用の再現パーツは存在しない。
- 実は本形態の戦闘時にコアメダルのカウントミスが発生している。(アンクの鳥系コアメダルはTV本編において10枚中4枚が消滅し、残されているのは最大でも6枚のはずなのだが、エタニティスキャン発動時のタジャニティスピナーにはエタニティメダルに変化したもの含め7枚がピッタリと装填されているため)
- ゴーダにオーズドライバーを奪われていたはずなのだが、本形態の変身シーンでは何事もなかったようにオーズドライバーはアンクin映司の腰に巻かれている。『復活のコアメダル』の世界においてはオーズドライバーが3本、古代王のドライバー(これも出所不明)を使いまわしていると考えても最低2本のオーズドライバーが存在しているようである。
関連イラスト
関連タグ
ロストブレイズVer.:S.I.Cで発売された最終回の「アンクのコアメダルを使用したタジャドルコンボ」で各部にアンクの意匠を加えている本形態に通ずるデザインになっている。また、『ロストヒーローズ2』では必殺技のロストブレイズ使用時に限りタジャドルコンボの翼の色が一部変わっている。
スーパータトバコンボ:既存コンボの究極形態。
ライジングアルティメット、コンプリートフォーム21:10年以上経って追加された主役ライダーの強化形態。
Vシネマ限定フォーム
アクセルブースター/レッドフレア → タジャドルコンボエタニティ/バースX → ウォーターメロンアームズ/リンゴアームズ/レモンアームズ/ジンバーマロンアームズ/ライチアームズ/キングドリアンアームズ