ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:かざみけいじ
編集内容:キツツキ事件の欄を少し編集。ジュリエットのリンクとイラストを1つ追加
センシティブな作品

なんて愚かな妹でしょう――――。・・・いえ、なんて愚かな姉妹でしょう。

ここまで守ってもらう気はなかったのだけど。

貴女があんまりにも楽しそうだったから、つい甘えてしまったのね

概要

ギリシャ神話におけるゴルゴン三姉妹の長女。

男の憧れの具現、完成した「偶像(アイドル)」「理想の女性」として生まれ落ちた女神。

優雅さと上品を形にしたかの如き、麗しの女性。

妹にエウリュアレメドゥーサを持つ。

初登場は『Fate/hollowataraxia』におけるライダーの回想、『ゴルゴンの蔵』にて。

戦う力を持たない「庇護される存在」としての女神なため聖杯戦争参戦は難しいと言われていたが、『Fate/GrandOrder』にてサーヴァントとして登場。クラスは「強い女」から転じて三女の弱点を突けるアサシン

メインシナリオでは、第1部二章「永続狂気帝国セプテム」に登場。主人公たちを試練の洞窟へと誘う。

人物

どんな殿方であろうと持ち上げて褒め称える。

優雅と上品を備えてはいるものの、更に踏み込んで言えば極度のものぐさな性質がある。

どうでもいい相手には、きわめて冷酷。冥府(タルタロス)の番犬が震え上がるほどに。

妹(メドゥーサ)のことは、ことあるごとにもうひとりの自分(エウリュアレ)と一緒になっていじめてしまうけれども、本当は好き。――愛している。心から。死した後でも。

可憐さと妖艶さが同居した女神。

淑女のように優美に振る舞い、少女のように奔放な言動で振り回す。

尊大で高慢だが、その理不尽さは自身の愛らしい振る舞いで帳消しにしてしまう。

よく他者を担いで退屈をしのいでおり、そのために相手に無理難題を吹っかけては、四苦八苦する様を見て愉しんでいる。傍若無人な振る舞い方は、同格同質のエウリュアレの在り方よりも強かで嗜虐的

興味の無い相手には徹底して冷たく、癇に触ろうものなら何を仕出かすか分からない。逆に興味を持った相手には、奔放に振り回すことはあっても決して死にかけるような目に合わせることはなく、意外なほどに寛容で面倒見の良い一面を顕す。

愛しいものほど弄って遊びたい主義。この点をゴールデンから、酒呑童子と同質であると見られている。

彼女には、聖杯にかける願いはない。

強いて言えば「姉妹三人で永遠に暮らすこと」だが、叶わない願いであると既に知っている。

有り得ざる現界にあたって彼女が想うのはただひとつ。――楽しいか、どうか。である。

能力

「完成した女神」であり、純粋なる不老不死の存在。

ステンノエウリュアレの「神核」は「偶像(アイドル)としての男の憧れの具現」であり、永遠ではあるがか弱い存在。た易く傷つき、一人では飢えて死ぬ、「誰かに守られなければ生きられない少女」。「可憐である」ことに特化した、純白系ゴスロリアイドルデュオ。

ただエウリュアレ同様、現界に際していくらか丈夫になっている。加えてゴルゴンとしての魔眼も備え、見つめて言葉を囁くだけで、魔力抵抗の低い男性はあっという間に虜にされて洗脳状態に陥る。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香EEBEXEXB

保有スキル

気配遮断(A+)アサシンのクラススキル。自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
吸血(C)吸血行為と血を浴びることによる体力吸収&回復。ランクが上がるほど、吸収力が上昇する。
魅惑の美声(A)人を惹き付ける魅了系スキル。
女神のきまぐれ(A)女神としてあるが故の性質がスキル化したもの。様々な効果をもたらすが、有用なものばかりとは限らない。
対魔力(A)Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
女神の神核(EX)生まれながらに完成した女神であることを現す固有スキル。神性スキルを含む複合スキル。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。

女神の微笑(スマイル・オブ・ザ・ステンノ)

センシティブな作品
  • ランク:B
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1~99
  • 最大捕捉:1人

うふふ……覚悟はよろしいかしら。――スマイル・オブ・ザ・ステンノ

勇者たちを虜とした女神の魅力を昇華したモノ。物憂げな視線を刃に、蕩ける程の囁きを毒に。

勝利時のセリフから察するに、ゴルゴーンの姉妹として怪物と恐れられた伝承も合わさって、微笑みと同時に相手を石化させて即死に至らしめていると考えられる。

これが男性限定なのは、彼女の神格が「男の理想の偶像」であるがゆえであろう。

ゲームでの性能

レアリティ☆4
HP/ATK11,518 / 8,985
カード配分Quick:3 / Arts:1 / Buster:1 +Buster
スキル1吸血(C) / 敵単体のチャージを中確率で減少+自身のNPを増加(18~27%)
スキル2魅惑の美声(A) / 敵単体(異性)に魅了状態を付与(1T)
スキル3女神の気まぐれ(A) / 味方全体の攻撃力アップ&神性を持つ味方をさらに攻撃力アップ(3T)
宝具敵単体に高確率で即死効果(男性限定)[Lv.1~]&1ターン魅了付与[男性限定](1T)〈オーバーチャージで確率UP〉&防御力ダウン(3T)

ステータスは耐久型で、同レア同クラス内では上位のHPを持つ。

NP効率はかなり高い方であり、「吸血(C)」で敵のNPを奪うこともできるためNPゲージは早く貯まる。総合的にカードのヒット数は少ない方なのだがアサシンが持つ中でも最高クラスの「気配遮断A+」を持っているのでスター生産性能はそこそこある。

スキル・宝具は男性限定での妨害が中心。

特に「女神の気まぐれ(A)」は、高倍率な上に、神性スキル持ちは高質なアタッカーが数多くいるため、サポーターとして優れる。また、同系統のスキルと比較して、自身も対象に含まれるのも利点で、通常攻撃で殴りに行ける。

宝具効果は上記の通り。

魅了効果は、「対魔力」等の耐性・無効化スキルを持っていない限りチャージ100%で発動しても確定で付与される。

防御ダウンの数値は固定であり、具体的な数値はエリザベートなどが持つ「拷問技術(A)」を最大レベルにしたの時と同じ程。

即死に関しては、そもそも対サーヴァント戦では彼女に限らず滅多に決まらないので、無いものと見て良い。

オーバーチャージで威力補正が入る宝具の前座としたり、カード属性がバスターなので、攻撃バフやクリティカルスターを積んだ強力な通常攻撃を繰り出す味方の起点として使用することでダメージの増加に間接的に付与でき、さらに相手が男性なら敵フェイズでの行動を制限することが出来る

基本的に直接攻撃よりもスキルや宝具による支援妨害を得意とするサーヴァント。同じく支援が得意なサーヴァントが多いキャスター達が苦手とする対ライダー戦に連れていけばクラス相性が有利な事もあり安定して味方への支援が可能。

マスターの手腕が問われる上級者向けのアサシンだが、コツさえ掴めば強力なサポーターとなる。

ただし、神性スキルは特攻効果も多いため、パーティを固めるとその餌食になるリスクを負う。特にアルジュナの宝具は味方では対処の難しい即死効果のため、受ければ戦線が瓦解するので、要注意である。

また、強力な神性持ちアタッカーは大体が期間限定高レアのため、彼女の恩恵を十分に得ようとするとリアルマネー&ラックが要求される点もネックと言える。

オススメの礼装は

・「2030年の欠片」を始めとするスター獲得系や「理想の王政」、「九首牛魔羅王」、「ゴールデン捕鯉魚図」などのサポート特化の礼装。

・対魔力を持つ相手にも安定して魅了を成功させやすくする「愛の媚薬」や「レコードホルダー」等の魅了・弱体成功率アップ系。

・元からNP獲得値が高いので、「天の晩餐」等と言ったNP獲得量アップ系やクイック3枚のカード構成から「イマジナリ・アラウンド」Q性能アップ系などとも相性が良く、宝具の連発を狙える。

その他

FGO集団ヘドバン症候群事件

2018年5月12日。リアル脱出ゲーム「謎特異点Ⅰ ベーカー街からの脱出」の開催を記念して、期間限定イベント『虚月館殺人事件』が開催。

ここでは主人公の学友としてステンノの外見で映る少女「ジュリエット」として登場するのだが、その中でぶっちぎりのヒロイン力を見せつけている。ジュリエット・ヴァイオレット

いつもの高飛車でドSな気質がなくなり、あくまで「時代と家柄に翻弄される気丈な少女」として映るステンノの姿に、多くのマスターが「ステンノ当人ではないとわかっていても」魅了され、ステンノの本来のポテンシャルの高さを改めて思い知られるに至る。

オマケに、そんなジュリエットと主人公が憑依した人物は「同じ大学のゼミ仲間で、二日に一度はランチを一緒して、週に一度は観光(レジャー)に出掛ける程度の友達」という、どう聞いてもオイシイ立ち位置だったことも、ステンノの魅了に相乗効果を与えている。

そして、主人公が現実世界の推理からジュリエットに危機が及ぶとわかって焦燥し、壁に頭を打ち付ける迷場面に倣い、ジュリエット(≒ステンノ)に会おうとしてヘドバンするマスターが続出する事態に発展。瞬く間に某攻略wikiのコメント欄はヘドバン祭りの会場と化してしまい別名カルデアステンノキツツキと呼ばれる一種の名物になった。

特に第二部進行中のマスター達は大切なものが奪われたという事実を改めて認識し、元凶への熱いヘッドバットを決意するのだった。

関連人物

エウリュアレ

同一存在とも言える妹。いつも共にいて、悪巧みをしている一心同体。

FGOでは、最近よく一緒にいる男に世話を焼く姿にちょっと疎外感とイライラを募らせている様子が……。

メドゥーサ

末妹。「駄メドゥーサ」と散々いじめ倒すも、心の底から愛している。

しかし本人からは苦手意識があり、怪物として具現化した姿でも取り乱すほど。

エリザベートタマモキャット

第二章にて、試練の洞窟探索の仕掛け人を手伝わせた。

酒呑童子

お互いに面識は無いが、酒呑はゴールデンから「ステンノ様系」と評されている。

関連イラスト

センシティブな作品

関連記事

編集者:かざみけいじ
編集内容:キツツキ事件の欄を少し編集。ジュリエットのリンクとイラストを1つ追加