概要
発端は第22話のあらすじ紹介にて。この回を担当したのは何とブラッドスタークこと石動惣一(に憑依していたエボルト)であった。
自身の渋い声を惜しげもなく振るい、弁士や講談師の如く意気揚々と前回のあらすじを紹介する彼に万丈龍我が「何でマスターがあらすじ紹介してんだよ！」と突っ込んだ。それに対しエボルトは、
「いい声してるだろ？ハハッ、声の仕事は得意なんだよ！」
とバリバリのメタ発言で返した。
絶対的な悪役として描かれてきたエボルトの本編から、あまりにもかけ離れたお茶目過ぎる姿に腹筋崩壊に陥った視聴者が続出し、本作の迷言の一つとなった。
・・・とここまでだと、微笑ましく思えるが・・・
その後
話数が経過し、35話。終盤ではパンドラタワーの頂上にて、ビルドタンクタンクフォームとエボルドラゴンフォームが激闘を繰り広げていた。
その中でビルドは遂にエボルを組み伏せた。すると、
「戦兎・・・俺だ。助けてくれ・・・！」
とエボルから龍我の声が聞こえてきた。しかし、これはエボルの罠であり、これで一瞬の隙を突かれたビルドは手痛い攻撃を喰らい変身解除。全てのフルボトルを奪われてしまった。
その直後にエボルは桐生戦兎に対し、「いい声してるだろ？」と勝ち誇った様に発言。
多くの人を笑らせた迷言が一変、悪意に満ちた、皮肉となってしまったのだった・・・
