概要
オスティア家に仕えるシスター。聖職者キャラクターとしては珍しいワガママかつ毒舌家、というそれまでのファイアーエムブレムシリーズのシスターの常識を覆したキャラクター。寧ろ、今までの常識はプリシラが継承したといえようか。
護衛役のエルクを好き勝手に振り回しヘクトルやオズインですらその扱いに手を焼いている(リン編においては、彼女を見かけたヘクトルやマシューが即座に隠れてしまうほど)。
更にルセアを女性と勘違いしてライバル意識を燃やしている(男性だと理解した後は理想のイケメンだと見定めてベタ惚れしちゃうが)。
天上天下唯我独尊を地で行くキャラクターであると言える。
基本的にポジティブの極みであり、マシューに「どっかの暗黒神の信者だったりしないよな?」と言われても「私が傷ついたらかわいそうでしょ!」と返したり、皮肉がまるで通じない。ただ、オズインに嫌われたと勘違いされた際は、本格的に泣くほど落ち込んだ。
専用BGMは『Going My Way』。前作でも使用されており、キャスの専用BGMだった。
本人は「エトルリア伯爵家の血を引いている」と言っているが、支援会話から想像すると孤児院を兼ねた貧しい修道院で育った捨て子もしくは孤児であると考えられる。この孤児院は、ロクに食べ物もなく、寒さを凌ぐ毛布の1枚すら無いと言う過酷な環境であり、ヘクトル曰く「ひどい有様」であった(ヘクトルの兄のウーゼルが資金援助してからは「少しはマシ」になったようだが)。
その辛さを誤魔化すために「辛いのは今だけ」「いつか本当の両親が迎えに来てくれる」と思い込むようになり、現在の性格が形成されたと考えられる。
容姿も真っピンクのツインテールに、肩出しでボディライン浮き出まくりのピッチリ衣装、となかなか衝撃的な格好。よく見るとスタイルもかなり良い。首から巻いているのはスカーフであり、他の作品のシスターたちと違ってマントではない。
年齢は具体的な言及はないが、30代であるオズインと14歳ちがい。
ペアエンドはエルク、オズイン、マシューの三人。ただしセーラは全体的に支援の進行が遅いため、意識しないと支援が遅れがちに。
その他の支援対象は、ヘクトル、ルセア、セイン、フロリーナ。ヘクトルやルセアはペアエンドが有っても良さそうな支援内容だが、存在しない。
最終章において、出撃しているメンバー全員が最終決戦へと意気込む台詞を喋るシーンにおける、セーラの台詞は必見である。
「聖女エリミーヌ様、意外とあっさり勝てますように。」
幸運が非常に伸びやすく攻撃を避けやすいのと、回復役としての素質は十分であるため育てれば1軍も十分に狙える。この手のキャラのお約束として、物理防御力は完全に死んでいるのでそこは要注意。
トルバドールで機動力の優れるプリシラとどちらを選ぶかは人それぞれだろう。CC後は光魔法を使用できる。汎用的なクラスでありながら、本作では唯一のシスター。
ヒーローズ
属性 | 無 |
---|---|
武器種別 | 杖 |
タイプ | 歩行 |
武器 | アブソーブ |
補助 | リカバー |
奥義 | 疾風の祝福 |
パッシブC | 攻撃の鼓舞 |
ヒーローズでは杖ユニットとして配信開始時から実装されている。★3・4で排出。
歩行杖としては平均的な能力値。積極的に使うほどの強さではないが、バージョンアップで杖が強化されたので、思い入れが有れば覚醒させても良いだろう。
HPがかなり低く、物理を喰らうと軽く吹き飛ぶが、魔防はそこそこ有る。