概要
映画『エイリアン2』に登場した架空の銃。海兵隊員の主力火器である。
パルスライフルとも呼称されるが、電磁パルスの類を撃ち出すのではなく、弾丸の発射にレーザーパルスシステムを利用しているという設定で、6D6AP弾(10x24mmケースレス弾)を使用した実弾兵器である。専用マガジンの装弾数は100発。
右側面に2桁の赤いデジタル表示で残弾数を示すカウンターがついている。
カウントは00から99まで。
銃身下部には装弾数4発の30mmのポンプアクション式グレネードランチャーを装備する。
装填は1発ずつ行い、マガジン前部にあるトリガーで発射できる。
劇中での活躍
ゼノモーフ相手に発砲されたが、大群で襲い掛かってくるゼノモーフに対しては火力不足気味であり、結局海兵隊は壊滅してしまった。また、プレデターに対してもダメージを与え得るものの、やはり火力として十分とは言い難い。
アーケードゲーム版『エイリアンVSプレデター』においても海兵隊員兵士が携行しており、彼らを攻撃して奪い取る事が出来る。原作とは異なりゼノモーフを数体まとめて撃破できるほど威力が高い為、パワーローダーやエイリアン・クィーンなどのボスキャラ相手にはかなり有効な武器である。ただし、海兵隊兵士が使ってきたときは相応の脅威となるので注意が必要。
様々な映画・ゲーム作品のオマージュが含まれた映画『レディ・プレイヤー1』ではヒロインのアルテミスが愛用しており、クラブでの銃撃戦や惑星ドゥームでの最終決戦で活躍している。
余談
なお、設定上はケースレスとなっているが、プロップガンのトンプソン・サブマシンガンが内蔵されているため、.45ACPの薬莢が排出されている。
グレネードランチャー部にはM870のプロップガンが使用されており、SPAS12のヒートカバーとフォアエンドが被せられている。
また、本銃を模したエアガンも市販されている。だが、やはり架空のプロップガン故か実際に撃とうとすると重心が前に寄り過ぎていて使い辛いようだ。