概説
SF作品において登場する架空の部隊の一種。
文字通り「宇宙において活躍する海兵隊」であり、部隊機能や運営理念もほぼ現実の海兵隊から引き継いだものが多い。
「宇宙なのに“海兵”ってなんでだよ」というツッコミは野暮。
「宇宙なのに宇宙“海賊”ってどうよ」という関連とほぼ一緒の感覚である。
そして大体アメリカ製のSF作品にしか出てこない。
これは「アメリカ軍の勇士と言えば海兵隊だ!!」というなんともアメリカ人らしい発想と、海兵隊が敵地進攻における嚆矢としての役目を果たすところから、SFにおいても「とりあえず殴り込み部隊として海兵隊送っとけばよくね?」という一種の“お約束”のようなものである。
日本人が某SF作品で試作型の特機をやたら優遇するのと道理は似ている。
登場するとかませ犬か主役になるか、両極に割れやすいのも映画作品と共通している。
登場作品
・エイリアン2(正しくは合衆国植民地海兵隊)
・WARHAMMER40000(呼称がスペースマリーン。ただし作品の特徴的な世界観の影響もあってか他作品のいわゆる「海兵隊」的な印象とは大分異なっており、SF作品でありながら騎士団的な儀礼と名誉を重んじる組織となっている。)
・Starcraft(メイン画像は本作に登場する宇宙海兵隊「テランマリーン」である)
・機動戦士ガンダム0083-シーマ・ガラハウがジオン公国軍海兵隊に所属していた。
など