SELF_CONTROL!!
せるふこんとろーる
楽曲詳細
歌 | Saint Snow (鹿角聖良役:田野アサミ、鹿角理亞役:佐藤日向) |
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作詞 | 畑亜貴 |
作曲・編曲 | 河田貴央 |
備考 | 『ラブライブ!サンシャイン!!』TVアニメ1期第8話挿入歌 |
収録 | TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』オリジナルサウンドトラック(Disc2) |
楽曲概要
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』第7話にて初登場した函館のスクールアイドル、Saint Snowの楽曲のひとつであり、代表曲である。
彼女たちもAqoursと同様、東京で行われるスクールアイドルのイベントに呼ばれていた。
そんな彼女たちがステージで披露した歌、すなわち彼女達の持ち歌が「SELF CONTROL!!」である。
Saint Snowは『ラブライブ!』で言うA-RISEのようなライバルアイドルというポジションであり、この「SELF CONTROL!!」は「Private Wars」「Shocking Party」と同系統となる。
しかし歌詞に「無い」が多用され、同時にそのイベントでSaint Snowは9位(ナイン)だったことから、「9位を嘆いた歌」だと解釈されたり、理亞の「ラブライブは遊びじゃない!」発言や歌詞の「最高だと言われたいよ」などがイジられじわじわと人気を増し、終いにはサビの
Dance now! Dance now!
の歌詞が何故か
ダンスなうwwwダンスなうwww
に変換されてしまい、ライバル曲にも関わらず人気が爆発してしまった。
その結果この曲やSaint Snowのことを「ダンスなう」と表現する人も少なくはない(「Private Wars」の「わっちゃどぅーわっちゃどぅー」と同系統かもしれない)。
ちなみに「ダンスなう」は、中の人である田野アサミ・佐藤日向公認である。
Aqoursキャストの一年生トリオは「ダンスなう」「ダメなんだ」「遊びじゃない」などと1期放送後からネタにしてしまっているが、これは後述する函館ユニットカーニバル開催の頃にSaint Snow役の2人がノリながら「バカにしてるでしょ(笑)」と対応するネタに発展していった。だが当の本人達も持ちネタにしている。
ニコニコ動画の『ラブライブ!サンシャイン!!』タグでは、メインであるはずのAqoursを抑え2017年10月時点での再生回数1位である。
フルサイズは、アニメ1期サウンドトラックに収録。
散々ネタにされている曲ではあるものの、フルサイズだと普通に良かったという声は多かった。
アニメ2期を経て
この曲の評価が大きく変化したのは、それから1年経った、アニメ2期8話の放送後である。
ラブライブ!夏季大会を8位で終え、冬季大会の優勝候補に名が挙がっていたSaint Snow。
その冬季大会の途中であった地元の北海道地区予選で、観覧ゲストのAqoursも観ていたステージで、新曲『DROPOUT!?』を完璧に踊るはずが誰もが予想しなかったミスを起こし、予選敗退となった2人。
ここから2期8話・9話を使って、黒澤ルビィが主役のSaint Snowと鹿角姉妹の物語が丁寧に描かれる事となる。もうライバルでなくAqoursの仲間となった理亞と聖良、2人の優しくて可愛らしい一面が視聴者の心を掴んでいった。
この放送の後、地区予選を失敗した彼女らの姿が『SELF CONTROL!!』の歌詞と重なると評判になりだした。「最高だと言われたいよ」「ふるえる指先知ってても見ないで」などの歌詞の持つ意味に、1期の時のシュールな笑いを感じなくなった視聴者も出始める。
2期9話の最後にSaint Snowが参加した曲『Awaken the power』の収録CDに入っている、Saint Snowの曲『CRASH MIND』『DROPOUT!?』は激しいメタル調とダーク寄りの歌詞なので、『SELF CONTROL!!』もこのグループの得意ジャンルのひとつであると判る。
ライブ披露
三次元ライブ版は、アニメ2期9話の展開を基に奇跡的に実現した、2018年4月27日~28日開催のSaint Snow主体ラブライブ!サンシャイン!!ワンマンライブイベント『Saint Snow PRESENTS LOVELIVE! SUNSHINE!! HAKODATE UNIT CARNIVAL』(通称:函館ユニットカーニバル)で、『CRASH MIND』『DROPOUT!?』と揃っての披露が叶った。
『CRASH MIND』『DROPOUT!?』を前座に、CYaRon!・AZALEA・Guilty Kissの既存曲再披露も連続して大いにボルテージが上がった会場。
そこに満を持して披露された『SELF CONTROL!!』。
田野アサミ氏の高い歌唱力と、佐藤日向氏の力強いラップ、2人のダンスも含めたその完成度は高く、
いよいよサビに差し掛かり「最高だと言われたいよ」が唱えられた直後、会場中から
Dance now! Dance now!
のコールが響きわたり、両日ともにその日最高潮の湧き上がりとなった。