タケシ「ハヂメテア゛ッタトギノコトカラァゲッドシタトキノコトヤァッ!!」
ハルカ「一緒に旅をしたことや」
サトシ「一緒になって、ポケモンバトルで頑張ったことまで、そんな思い出の結晶がモンスターボールなんだ!」
ハルカ「それを奪おうだなんて」
タケシ「お前ら人間じゃねぇ!!!」
概要
「お前ら人間じゃねぇ!!」とは、アニメ「ポケットモンスター アドバンスジェネレーション」の176話「ロケット団解散!?それぞれの道!」にて、タケシがロケット団(ムサシとコジロウとは別の人物)に対して放った名言(?)である。
一見かっこいい台詞なのだが、ポケモンアニメにはあるまじき台詞と、荒々しい声に対して顔は無表情というシュールさにより、ニコニコ動画ではMAD素材として扱われている。
更にに「ベストウィッシュ」の78話では、ハチクがポケモンハンターに対し「許さんぞ、人間のクズめ!」と発言。こちらもタケシの台詞と通ずるものがある(ちなみに同じ脚本家が担当している)
尤も、直後にポケモンで悪党(悪党のポケモンではない)を袋叩きにしたり、「ジーランスと深海の秘宝!」で沈没船の財宝(現実世界では所定の手続きを経れば発見者の所有物となる可能性がある。ポケモン世界の法律がどうなのかは不明)を頂こうとしたムコニャを泥棒呼ばわりして追い払い、宝を強奪したサトシらも充分非人道的な行為をしているが、そこは禁句である。
ただし、悪事を働いたほうが悪いのも現実であり、むしろやられた相手は自業自得のケースがほとんどである。
勧善懲悪ものの主人公ゆえ、そこを突っ込むのは野暮という者だろう。
余談
1974-1977年に放送された時代劇「破れ傘刀舟悪人狩り」では、萬屋錦之介が演じる主人公・叶刀舟(かのう とうしゅう)は毎回、次の決め台詞と共に悪人共を皆殺しにしていた。
「手前ら人間じゃねえ! 叩っ斬ってやる!」
また、同じく萬屋が演じる「破れ奉行」の主人公、速水右近(はやみ うこん)も、第22話で上記の台詞を放っている。
ポケモンのスタッフに萬屋錦之介のファンがいたのかもしれない。
また、セガサターンのCMのシリーズ「せがた三四郎」では、群がるゾンビに追い詰められた三四郎が、「こいつら人間じゃねぇ!」と悲鳴を上げるバージョン(『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』の宣伝)が存在する。
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