大鵬
たいほう
伝説上の大きな鵬のこと。その他複数の意味がある。
曖昧さ回避
中国の伝説の大鵬
荘子によると、北の果てにある海に棲む「鯤(こん)」という数千里におよぶ巨大な魚が化したという鳥で、雲の様な翼で嵐に乗り、南の果ての海(天の池)まで飛ぶ。その際は九万里の上空を飛ぶといわれている。
清代の『続子不語』には、落下してきた羽根は十戸の家に相当するといわれ、この羽根と糞によって家を壊され命を失う者がいると記述される。
また日食が起こるのは、この鳥が上空を飛んでいるからだといわれる。
東方Projectの大鵬
※メイン画像も
書籍作品『東方茨歌仙』第五話にて登場した。
非常に大きな体をしており、背中に華仙を乗せて悠々と空を飛ぶ。
なお、本編中では華仙の他に博麗霊夢も乗ったことがある。
本編では大きな鳥としか描写されておらず、鳥の中でも何の種類かまでは明言されていなかった。
後に東方茨歌仙の公式HPがオープンし、その中の茨歌仙紹介欄にて「大鵬」と明言されたことが確認できる(外部リンク)。
しかし、茨歌仙第十話では「大鷲」であると華仙の口から言及されている。
華扇が飼っている大鷲は二匹おり、名前はそれぞれ若いほうが竿打(かんだ)、年をとっているほうが久米(くめ)。
華扇が飼っている動物の中で、名前が判明している珍しい例でもある。
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