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房野きららの編集履歴

2018-07-16 15:58:27 バージョン

房野きらら

ふさのきらら

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第六期に登場するゲストキャラの1人。

「可愛くなって、初めて世界が動き出したみたいだった……」

「もう生きながら死ぬのは嫌ーーーー!!」


CV/ゆかな



概要

第6期ゲゲゲの鬼太郎第15話「ずんべら霊形手術」に登場するゲストキャラ。黒い長髪と所謂コッテコテの不細工な意味での水木顔に、ピンクの甘ロリ系のファッション、さらに名前が文字通りのキラキラネームという衝撃的なビジュアルで、強烈な存在感を示した。


犬山まなの同級生の少女で、男性アイドルのユウスケの追っかけを行うごく普通の中学1年生。なのだが、お世辞にも美人とは言えない容姿をしている為、その事に母親を怒鳴り散らしたり、鏡に映る自身の顔にハサミを突き立てる程に強いコンプレックスを抱いている。

クラスメートからは名字の房野をもじったブサノという侮辱的かつ差別的な仇名をつけられ、近所の子供にまでブスとからかわれるなど、イジメを受けている。

その為に非常に根暗な性格をしており、それが更に彼女の置かれた悪い状況に拍車をかけている様子も垣間見える。

さらに劇中では、荷物を届けに来た配達員が思わず顔をしかめているという大変失礼な態度を取る描写もあり、容姿を巡る環境は悲惨であった。


ただし、声は可愛い。あと、何気にスタイルも良かったりする。


もっとも、実際は決して人から酷評される程醜い顔でもなく、また、初対面の人がビックリするようなショッキングな顔でもない。

周囲がドン引きするのは、ピンクの甘ロリ系のファッションを始めとする、ミーハーで派手好みな感覚も大きな要因となっているようでもある。先の配達員も、きららがカラフル過ぎるピンクの甘ロリ服で応対に出たことに、顔との余りなアンバランスで驚いたようにも描写されている。


結局、普段から明らかに人目を引く、ド派手な服ばかり着ているため悪目立ちしてしまうのも、彼女の不幸の要因になっていることは間違いない。もっと質素で地味な服とかも色々幅広く着ていたら、あそこまで変な意味で注目されて虐げられることも無かった可能性もある。

部屋の飾りつけや使う小物のデザインの色合いや雰囲気からも、明らかに人一倍華やかさや派手さを好み、また、目立ちたがり屋な願望がある事も否めないセンスの持ち主のようである。

さらに、表情もしかめっ面が多く、態度も暗く、それも周囲に好感を持たれない一因となっている。


  • もっとも、現に甘ロリというファッションのジャンルが存在し、ネットを見れば「姫系」の小物や家具で溢れかえっていることからもわかるように、華やかな服や小物に憧れるのは、年頃の少女として普通の事である。また、いじめや差別は絶対に許されるものではなく、そんな目に遭い続ければ、表情や態度が暗くなってしまうことは仕方がないとも言える。

また、1シーンしか出ていないが、そっくりな彼女の母親は見たところ優しそうな女性のようで、特に親の育て方に問題があったような雰囲気も無い。きらら自身の派手好みな性格が不幸な境遇を招いてしまった感は、ここでも描写がある。少なくとも母親に対する暴言は、さすがに言い過ぎだろう。

なお、同級生全員から疎外されていたわけではなく、まなのように優しく声を掛けてくれた友達もいる(まなは元々純真で、誰とでも分け隔てなく付き合う正義感の強い娘なのだが)。


そんな不遇を囲っていた、きららの心の闇に惹かれるかのように現れた謎の老婆=ずんべら(本作ではのっぺらぼうの亜種ではなく、素顔は非常に美人となっている)の誘いを受け、自らの意思で霊形手術を受けて、美少女の貌を手に入れる。

やがて、きららを見る目は羨望の眼差しに変わり、周囲の態度も劇的に変化した。しかし、きららの心は晴れず、残ったのは満足感や優越感ではなく、見目麗しい自身の美貌に掌を返す、人間への不信感だけであった。


しかしその手術の実態は、魂のてんぷらを食べて剥がされた本来の顔の代わりに、死人の顔を張り付けて手に入れた仮初の顔であり、手術の効力が無くなるとのっぺらぼうになってしまうという後遺症が待ち受けていた。


その後紆余曲折はあったものの、憧れの存在であるユウスケに

「他の子は僕を顔でしか見ていない。でもきららさんだけは心から自分を励まし、支えてくれた」

「きららさんを支えたい、すべてを受け止めたい」

という心からの言葉とともに抱擁され、既に自分は幸せを手に入れていたと悟り、本来の顔を受け入れて元へと戻った。めでたしめでたし………………………。















の筈だったのだが、そこは帰ってきたウルトラマンウルトラマンAウルトラマンタロウ並に恐ろしく醜い人間の部分も、いやでも描いてくる本作の鬼太郎。


物語の終盤において、なんと再び美麗な顔貌となり、しかもハリウッド映画デビューを果たした彼女が登場。


この顔は本当に整形手術をして手に入れた顔なのか、それとも今だにずんべらの所に通い続けているのか。その真相は闇の中である。

ずんべらの「私は何もしないさ、女が私を必要としない限り」というセリフやきららの心の傷の大きさを考えれば、後者の可能性が高いと思われる。


そしてきららは、彼女を追いかけて来たユウスケに対し、キラキラとした表情でアッカンベーをしてみせた。

ずんべら霊形手術

もっとも、ユウスケは相変わらず同じメンツの取り巻きを引き連れ、まんざらでもない表情で歩いていたので、その点をきららが皮肉っての行為なのかもしれないが……

(ファンだから邪見には出来ないまでも、「顔だけで寄ってくる」と辟易していたのなら、ユウスケもおっかけ部隊のメンバーと多少の距離は置くことも出来たはずだが、そういう努力をした形跡は全く無かった)


まぁ、霊形手術に手を出した末に強欲の余り石化してしまった第2期の月子よりはまだましなのかもしれない。

どんなに美しい顔を手に入れたとしても、それだけでハリウッドのレッドカーペットを歩けるような大女優になれるわけもなく、その裏には血のにじむような努力があったことが推察されるのだから。


何はともあれ、このきらら会心のアッカンベーは予定調和な流れをぶっ壊して視聴者の度肝を抜き、ネット上にその選択の是非をめぐる大論争を引き起こしたのだった。



余談

  • 彼女の名前である「きらら」は雲母の呼び名でもある。美しく光り輝くが薄く剥がれやすい雲母は、彼女がずんべらから与えられた偽りの顔を連想させる。
  • CVはベテラン声優のゆかなで、ふたりはプリキュア雪城ほのか/(キュアホワイト)役が特に有名。同キャラクターは後継番組のHUGっと!プリキュアでスペシャルゲストとして14年ぶりに登場し、新作映画にも再登場を果たした。また、本作の前番組だったドラゴンボール超ケールも演じていた。本エピソードの衝撃性も相まって、ゆかな自身についても話題となった。
  • きらら本来の顔も、いわゆる「普通の水木キャラ」であって、決して「二目と見られぬほど醜い」といったものではない。そのためネット上では「表情を明るくし、メイクを工夫するだけでも可愛くなれたのでは」という意見も少なくなかった。
  • また、本来の顔そのものを「愛嬌がある」「ブサかわいい(地味かわいい)」とする意見もある。ピクシブでも数こそ少ないものの、本来の顔の彼女を愛でるイラストも投稿されている。

センシティブな作品

さらにR-18作品もあったりする。



関連イラスト

そのままでもかわゆいきららちゃん

本来の顔

きみ勝敗は常に顔で決まるのだよ

霊形手術後

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