概要
本名:ダミアン・ウェイン(Damian Wayne)
年齢:13歳
身長:162.5cm(5'4")
体重:38キロ(84lbs.)
初登場は2006年の『Batman #655』。
バットマンの正体であるブルース・ウェインの息子。母親はバットマンの宿敵の一人、暗殺テロ集団「リーグ・オブ・アサシンズ」のリーダーを務める魔人ラーズ・アル・グールの娘タリア。
年齢に見合わぬ知識と技術を持ち合わせているが、その自信のためか生意気な態度を取りがち。その一方で、父のようなヒーローになりたいと切望し、母方のヴィランの血に抗っている。
ダミアンは13歳となりティーンエイジャーになったことで「ティーンタイタンズ」に参加している。歴代ロビンと同様にリーダー的なポジションを務めるが、周囲は年上のメンバーばかりなので子守りをされている状態。
その他では、父のバットマンとともにワールズファイネスト(世界の警察)と呼び称えられるスーパーマンことクラーク・ケントの息子ジョン・ケントと共に「スーパーサンズ」として活躍する。ちなみにダミアンは13歳だが、10歳のジョンのほうが背が高かったりする。
コトブキヤのフィギュア、IKEMENシリーズにおけるキャッチフレーズは「バッドマンに愛を教えられた少年」。
経歴
バットマンは薬を盛られ、一夜だけタリアと関係を結んだ過去がある。そして人工子宮で培養されたフラスコベビーこそがダミアンであった。世界最強の暗殺者になるべく母と母方の祖父ラーズ・アル・グールの組織するリーグ・オブ・アサシンズの仲間達に育てられ、若干10歳でありながらその殺人技は達人級。
息子の存在を知らされたバットマンは幼くして積極的に殺人を行うダミアンの行く末を憂い、ダミアンを引き取る。そしてその驚異的な戦闘能力を殺人以外のために使うべくロビンという役割を与え、タリアの洗脳から解放する。
その後、父親のバットマンが死亡したと思われていた時期に、初代ロビンでありダミアンの義理の長兄にあたるディック・グレイソンが二代目バットマンとなり、ダミアンは引き続きロビンとしてディックとコンビを組むこととなった。
交流関係
父方の家族及び交流
- ブルース・ウェイン/バットマン:父親
- ディック・グレイソン/ナイトウィング:義理の長兄(父の養子)
- ジェイソン・トッド/レッドフード:義理の次兄(父の養子)
- ティム・ドレイク/レッドロビン:義理の三兄(父の養子)
- カサンドラ・カイン/三代目バットガール:義理の姉(父の養子)
- バーバラ・ゴードン/初代バットガール:父の協力者
- ステファニー・ブラウン/四代目バットガール:父の協力者
- アルフレッド・ペニーワース:ウェイン家の執事
父方の家族及び交流
- タリア・アル・グール:母親
- ラーズ・アル・グール:母方の祖父
- ナイッサ・ラーツコ:伯母(母の異母姉)
- ドゥシャン・アル・グール/ホワイトゴースト:伯父(母の異母兄)
- マーラ・アル・グール:同年代の従姉妹(伯父の娘)
スピンオフ
タイニータイタンズ
ティーンタイタンズのメンバーが小学生となった日常を描いた作品。
リル・ゴッサム
バットマン作品に登場するキャラクターが三頭身になった作品。
映像作品
サン・オブ・バットマン
バットマン VS. ロビン
バットマン:バッド・ブラッド
ジャスティス・リーグ VS. ティーン・タイタンズ
ティーン・タイタンズ:ジューダス・コントラクト
声は全てスチュアート・アランが担当。
声は梶裕貴。
DCスーパーヒーロー・ガールズ
DCコミックの女児向けアニメのシリーズ。シーズン5に登場予定。
備考
- ブルースを父親と慕い始めたダミアンは、三代目ロビンであり義理の三兄のティム・ドレイクさえ居なければ自分がロビンになれると考えた。そして、バットケイブのガラスケースの中に収められた二代目ロビンにして義理の次兄、亡くなった(と思われていた)ジェイソン・トッドの遺品でもある初代デザインのロビンコスチュームを奪い、ティムに瀕死の重傷を負わせたことがある。当初ダミアンの存在にイライラしつつも仲良くしようと努めていたティムはこの一件のためかダミアンに辛辣である。
- ダミアンの登場以降、バットファミリーにはペットが増えた。ダミアンのために買い与えられた犬のタイタス、執事のアルフレッド が動物保護センターの知人から譲ってもらった猫のアルフレッド、食肉加工業者で解体されかけていた牛のバットカウである。またゴライアスと呼ばれる巨大な赤い怪物と行動することもある。この所為か、ダミアンと言えば動物というイメージが定着し、ニンジャバットマンでもタイムスリップ先の戦国時代の日本でニホンザルのモン吉を相棒にしていた。
関連イラスト
関連タグ
damianwayne / robin / 罗宾