概要
2016年3月26日開業の北海道新幹線開業に伴い、並行在来線であるJR北海道江差線の五稜郭駅~木古内駅間、営業キロ37.8kmを引き継いだ第三セクター鉄道。全区間が交流電化されているが、架線を使用するのは乗り入れるJR貨物の貨物列車のみとなる。
登記されている日本語社名はタイトルの通り、道南の風物詩であるイカ釣り漁船の漁火を入れているが、海外からの利用者向けに定めている英語社名は単に「南北海道鉄道または道南鉄道」を指しているだけである。(一応ウェブサイトのURLの末尾にはisaribiが入っている)
今後北海道新幹線が延びた時、あらたな並行区間(函館~小樽)はこの会社が引き継ぐのが合理的ではあるが、目一杯引き受けた場合道南どころか道央まで伸びる。
この区間の普通列車は元から気動車(ディーゼルカー)のキハ40系であり、道南いさりび鉄道はJR北海道からそのキハ40形9両(1793, 1796, 1798, 1799, 1807, 1810, 1812, 1814, 1815)を譲り受けた。このうち2両(1793, 1799)はイベント対応車「ながまれ号」へ改装された。
それ以外の車両は転換当初はJR北海道色のままであったが、現在は「道南の四季」をテーマとした塗色への塗り替えが進んでいる。
保有車の現況
車両番号 | 塗装 | 備考 |
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1793 | ながまれ号 | |
1796 | 濃赤色 | 秋をイメージ |
1798 | JR色 | |
1799 | ながまれ号 | |
1807 | 朱色5号(旧国鉄色) | |
1810 | 濃緑色 | 夏をイメージ |
1812 | JR色 | |
1814 | 山吹色 | 春をイメージ |
1815 | 白色 | 冬をイメージ |
関連項目
第三セクター・第3セクター 仙石東北ライン・HB-E210系 肥薩おれんじ鉄道 えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン 羽越本線・米坂線