JR西日本・あいの風とやま鉄道 富山駅
富山県富山市にあるJR西日本北陸新幹線・高山本線、あいの風とやま鉄道線の駅。現在は駅の高架工事が行われている。
駅構造
あいの風とやま鉄道・JR西日本高山本線
切欠ホーム1線を加えた島式ホーム1面3線の高架ホームと、島式ホーム1面2線・単式ホーム1面1線の計2面3線の地上ホームがあり、切り掛け式のホームには高山本線の普通列車が発着する。
高架工事完了後は2面5線の高架駅になる。
配置 | のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
高架 | 1・3 | あいの風とやま鉄道線 | 上り | 高岡・金沢方面 | |
JR高山本線 | 高山・岐阜・名古屋方面 | ||||
2 | JR高山本線 | 高山・岐阜・名古屋方面 | |||
地上 | 4・5・6 | あいの風とやま鉄道線 | 下り | 魚津・泊・糸魚川・直江津方面 |
新幹線
2面4線の島式ホームの高架駅である。
ホームは3階改札は2階にある。営業列車全列車が停車するため通過線は設けていない。
利用状況
- JR西日本の2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は7,843人である。
- あいの風とやま鉄道の2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は11,388人である。
- 両者の合計1日平均乗車人員は19,231人である。
利用状況比較表
事業者名 | JR西日本 | あいの風とやま鉄道 | ||
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年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 |
2008年度 | 16,699人 | 33,397人 | - | - |
2009年度 | 16,026人 | 32,052人 | - | - |
2010年度 | 15,868人 | 31,736人 | - | - |
2011年度 | 15,746人 | 31,492人 | - | - |
2012年度 | 15,766人 | 31,532人 | - | - |
2013年度 | 15,967人 | 31,934人 | - | - |
2014年度 | 14,375人 | 28,749人 | - | - |
2015年度 | 6,005人 | 12,010人 | 11,371人 | 22,741人 |
2016年度 | 7,843人 | 15,687人 | 11,388人 | 22,776人 |
両者合計 | ||
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年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
2015年度 | 17,375人 | 34,751人 |
2016年度 | 19,231人 | 38,463人 |
富山地方鉄道 電鉄富山駅
富山地方鉄道本線の電鉄富山駅は、JR富山駅の正面口前広場に面している。頭端式ホーム3面4線を有するターミナル仕様。JR線高架工事および路面電車関連工事が完了すると富山地方鉄道についても駅の高架工事を行う見込みとなっている。JR線からの直通特急列車が運行されていた時代は、富山駅1番のりばへの連絡通路を介して乗車ができる措置をとっていた。
富山地方鉄道 富山駅停留場
JR富山駅付近の高架工事に合わせ、利便性向上を目的として2015年に開設。高架下に停留場がある。現在は暫定で富山地方鉄道の路面電車のみが発着しているが、富山ライトレール富山港線への接続・直通運転が予定されており、これが完了すれば富山市内を路面電車で移動できるようになる。
富山地方鉄道 電鉄富山駅・エスタ前停留場
富山駅停留場から0.2kmほど離れた地点の「富山駅前東交差点」「桜町一丁目交差点」の間に設けれれている停留場・電停。もともと「富山駅停留場」の名称であったが、混同防止のため2015年に改称した。
富山ライトレール 富山駅北停留場
JR西日本から、LRT・富山ライトレールへの転換時に開設された富山港線の富山駅北停留場は、富山駅北口の正面に設けられている。今後は富山駅停留場への乗り入れ・富山地方鉄道への直通運転が予定されており、線路移設のうえ富山駅北停留場は廃止される見込み。