概要
CV:1期北川国彦・3期千葉順二・4期松野太紀・5期松野太紀
鳥山石燕の『百器徒然袋』に描かれた栄螺鬼がモデルとなった妖怪で、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』では1期の続きという位置付けの第2期以外に登場している。
どの話でも鬼太郎を食べて妖力を得ようと画策しており、動けなくしたうえでプレスして料理し食べようとする。
見た目は原典とは違い、寸動型のあざのような模様がある身体で、両目は髪の毛で隠れている。
さらに長い舌を持ち、少ししかない歯が不気味さを際立たせている。
しかし、不死身であり鬼太郎がいくら攻撃しても倒すことが出来なかったが、実は舌こそが本体であり、舌の先の目を攻撃することで退治された。(髪で目が見えないのはこのためか?)
1期では33話「さざえ鬼」で鬼太郎の偽物に化けて人魚の子を売り、捜査をさせて誘い込んだ。さらに、人間に対し壷焼きにされた仲間の復讐も企んでいる。
3期では14話「不死不死!?妖怪さざえ鬼」で1期と同じ罠を仕掛けたが、正体の舌の先の形が石燕の栄螺鬼であった。さらに公害病に苦しんでいたから妖力を求めたという理由が語られ、原因となった工場を懲らしめるオチが追加されている。
4期では第17話「海奇!妖怪さざえ鬼」で人魚の助けを求める声に鬼太郎が答えたが、渦潮に巻き込まれ捕まってしまう。
5期では23話「美食家!?さざえ鬼」でリッチな妖怪としてリゾート地で鬼太郎の仲間に近づいて捕え、鬼太郎を誘い込んだ上で自身の粘液でつくった部屋に閉じ込めたが、髪の毛針で本体を倒されて本来の姿であるサザエに戻され自然に返された。