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ウィスプの編集履歴

2018-09-30 20:25:50 バージョン

ウィスプ

うぃすぷ

ウィスプとは、セガゲームスの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズに登場する宇宙人である。

曖昧さ回避


概要

ソニックカラーズ』から登場した、「プラネットウィスプ」という小さな惑星に住む宇宙人。


それぞれ多種多様な姿をしているが、共通して空を飛ぶ能力と体内にエネルギーを蓄えており、このエネルギーを他者に与えると「カラーパワー」という形で能力を付与することができるものの、与えすぎるとウィスプ達の命に関わるという。


温厚な種族であり、『カラーズ』のオープニングムービーでは母星でウィスプ達が一緒になって仲良く遊んでいる可愛らしい姿が描かれている。

特殊な言語で会話するので、意思疎通するには翻訳機が必要だが、ヤッカーのように必死でボディランゲージをして説明する個体も存在する。


なお日本版発動時のボイスは立木文彦で、ただのガイアメモリである。

海外ファンにもネタにされて、後述の「ファイナルウィスプブラスター」と仮面ライダーWと組み合わせたMAD動画が作られており、それを見て誰が呼んだか、『仮面ライダーソニック』と言われてしまった。



『ソニックカラーズ』では

エッグマンによって惑星ごと拉致されて囚われてしまい、エネルギーを吸い取られて人を操る装置の開発や、集めたエネルギーでウィスプをネガ化する研究に使われてしまう。

その様はソニックでさえ「エッグマンの悪事の中でも特にひどい」と言わしめた(実際エッグマンの園内アナウンスでも、「泣いたり叫んだりしているエイリアンは普通に遊んでいるだけなので心配しないでください」などと言ってしまっている)。


ホワイトウィスプの一体であるヤッカーの働きかけによって、ウィスプ達はソニックに救出され、ネガ化されたウィスプ達も元通りになり、無事母星に帰ることができた。


その後のウィスプ

上記の通り、ウィスプは『カラーズ』のエンディングで母星に帰り、星も元の場所へ戻ったが、後にウィスプ達が出てくる作品が多数登場している。


「何故星に帰ったウィスプ達がまだいるのか?」と疑問に思われるかもしれないが、実はソーシャルゲーム『ソニックランナーズ』でその理由が説明されており、『カラーズ』の出来事の後、星に帰ったウィスプとは別に、ソニック達の星を気に入り残ったウィスプ達も存在して、それぞれ静かに暮らしていたが、ソニックの働きかけで再び協力するようになったというもの。


メタ的に言うと、ソニックシリーズプロデューサーの飯塚隆は、ウィスプをマリオシリーズのパワーアップアイテムのように毎度登場させ、ウィスプ自体を『カラーズ』だけの特別なシステムにはしたくないとインタビューで語っている。


しかしながら、『ランナーズ』はザズの発言によって『ロストワールド』の後の話である事が示唆され、上記の経緯では矛盾してしまうが、『ランナーズ』自体が『ロストワールド』の前であり、ザズのイベントに関しては『ロストワールド』の後であると解釈するのが自然なのだろう。


なお『カラーズ』以後の作品では、ウィスプというキャラクターというよりも、ただの便利アイテムで登場している感が強く、少しかわいそうな気もするが。


ウィスプ一覧

ヤッカー

アホ毛が特徴のホワイトウィスプで、オーボットキューボットに追いかけられた所をソニック達に助けられ、以降は一緒に行動するようになる。

かなり人懐っこい性格であり、言葉が通じないので必死にボディランゲージをして伝える姿はかわいい

一方でマイペースなところもあり、スウィートマウンテン(もしくはスターライトカーニバル)のクリアイベントで空中を背泳ぎなどをしている様は、『ソニックワールドアドベンチャー』のチップを彷彿とさせる。


WiiU版『ロストワールド』にも登場しているが、Miiverseでアイテム漂流を確認するだけのキャラクターになっているので、細かいところはツッコんだら負け

『マリオ&ソニック ソチオリンピック』のミュージカルフィギュアスケートではプラネットウィスプを舞台にしたこともあって、少しではあるものの再登場を果たした。


マザーウィスプ

DS版『カラーズ』にのみ登場した全てのウィスプ達の母親で、他のウィスプと比べるとかなり巨大だが、他のウィスプと同様温厚な性格。

しかしエッグマンが開発したネガウィスプエネルギーを浴びさせられてしまい、醜悪な怪物になった「ダークマザーウィスプ」として、ソニックに襲いかかる。


『カラーズ』から登場(カッコ内はカラーパワー名)

  • ホワイトウィスプ(ホワイト・ブースト)
  • シアンウィスプ(シアン・レーザー)
  • イエローウィスプ(イエロー・ドリル)
  • オレンジウィスプ(オレンジ・ロケット)
  • グリーンウィスプ(グリーン・ホバー)
  • ピンクウィスプ(ピンク・スパイク)
  • ブルーウィスプ(ブルー・キューブ)
  • レッドウィスプ(レッド・バースト)
  • パープルウィスプ(パープル・フレンジー)
  • バイオレットウィスプ(バイオレット・ヴォイド)

『ロストワールド』から登場(カッコ内はカラーパワー名)

  • クリムゾンウィスプ(クリムゾン・イーグル)
  • マゼンタウィスプ(マゼンタ・リズム)
  • アイボリーウィスプ(アイボリー・ライトニング)
  • インディゴウィスプ(インディゴ・アステロイド)
  • グレイウィスプ(グレイ・クエイク)
  • ブラックウィスプ(ブラック・ボム)

合体技・武器

ファイナルウィスプブラスター

『カラーズ』で登場した必殺技で、「リミテッドカラーズ!」の掛け声で発動し、ウィスプ達とソニックが一緒に繰り出した合体技だが、マキシマムドライブにしか見えない。

海外では「ファイナルカラーブラスター」の名称になっており、日本版では少し聞きづらく、「ファイナル'プリズム'ブラスター」と先述のMAD動画やwikiで誤植されている。


ウィスポン

ソニックフォース』で登場したアバター専用の武器。

ウィスプごとで異なったウィスポンが用意され、それぞれに対応したウィスプのエネルギーを利用することで、様々な攻撃を行えるようになる。


登場作品


  • マリオ&ソニックシリーズ

関連タグ

ソニック・ザ・ヘッジホッグ ソニック(ゲーム) ソニックカラーズ


仮面ライダーW:パロディ元。

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